エジプトと日本の春画の会 IN 岐阜 | 西野のつまみ食いブログ

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色々な人やお店の情報を、個人のうがった視点から見て行きます。

日本人の多くは、様々な歴史の中で

発展した日本文化に誇りがあります。

 

しかし、各々の文化をしっかり理解

しているかは別問題で、なんとなく

解っている気がするものが多く存在

しているはずです。

 

私も日本文化が好きで、特にお城や

日本画、落語の世界が好きです。

 

下の写真は来月の落語イベントです。

 

そんな事を方々で話していたら、

イベントで浮世絵を話してよ…

と依頼されたのが2年前です。

 

その後、浮世絵だけはつまらないから

春画をメインテーマに!

と言われたのが切っ掛けでした。

 

春画は、今では考えられない当時の

風俗や日々の生活が絵の中に、数多く

描かれており、それを読み解く事で

その時の情景が浮かび理解できます。

 

また絵師以外の彫師や摺師の技術が

本当に素晴らしいのです。

 

下の絵も細かく見ると、情報量が

詰まっており、見た目以上に奥深く

想像力が働き面白いのです。

これを多くの人に知ってもらい、

春画はただのエロ作品ではないと

知ってほしいのです。

 

下の絵は次の展開が BL になってます。

 

そしてエジプトと日本の春画の会を

やるにあたり、大きな出会いだったのが、

野中亜紀先生でした。

 

下が先生の講座です。

 

知人から誘われていったエジプト学が

日本の文化や歴史に重なる部分があり

どっぷりハマってしまいました。

 

 

下は、位置が少しづれていますけど、

復元したものです。

 

教えてもらう中で、トリノ博物館にある

「エロティックパピルス」を知り、ネット

に解説はほぼ皆無の状態だったので、

専門家である先生にお願いをする。

 

これがこの会の始まりでした。

 

そもそもエロティックパピルスの話を

してくれる先生は見たことがありません。

 

そして先日は、岐阜で開催しました。

ちなみに野中先生の初級エジプト学、

6月3、17、24、7月1日の各土曜

予定では 午前中に(時間は10時~)

愛知芸術文化センターの12階にて

講座が開かれます。

 

 

基盤が全くない岐阜でしたが、遠方

からわざわざ聞きに来てくれる人が

いてくれて、いい会になりました。

 

コラボイベントが何度もできるかは、

判りませんが、様々な切り口から

当時の世情を知り、モノを見る力と

想像力を養い、豊かな知識と感性で

より楽しい日常を掴んでほしいです。