約1年半ぶりぐらいで、Ek balam遺跡に行ってきました!
Ek Balam遺跡は、ユカタン州にあるマヤ遺跡で
いまだにピラミッド(というか、アクロポリスという位置付けなのですが)に登れる
数少ない遺跡です。
昨年のEk balam遺跡探訪をご覧になりたい方は、こちらから
昨年に行った時と比べると
説明プレートも充実してましたし、
何よりアクロポリスの周りが、ぐるっと一周回れるようになっていました。
ちなみに、1年前と同じく
車で入る場合、
遺跡までの通行料として
1台につき100ペソ徴収されました。
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こちらがEk balam遺跡の入口プレート
なんか、ちょっと洗練されましたねー
入場料は、ちょっと値上がりしてました。
でも、日曜日に行ったので
私は無料!!
FMカードを見せたら、無料で入れますので
持っている方は必ず見せてくださいねー
遺跡内の地図も新しくなっていました。
アクロポリスの周囲を全部回れるようになりましたので
それなりの説明が必要ですよね。
遺跡周辺は、3月から約3ヶ月ほど
全く雨が降らなかったそうで
木々が枯れかかっていました。
こんなに緑が少ない遺跡を見るのは
初めてかもしれません。
こういう旱魃を見ると
マヤの人たちが、
いきなりこれまでの都市を捨てて
移動しなければいけなくなった理由の一つが
雨が降らないことだった・・・というのも
わかる気がします。
雨の神を大切にし
生贄までをも捧げて
雨を懇願してたのは
時々、こういった旱魃があったからなのでしょう。
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さて、今回遺跡に行ってみて
大きく変わったところは
マヤのアーチの中に近づけなくなっていたことです。
以前はここに登って
アーチの中で写真を撮ったりできましたが
立ち入り禁止になっていました。
遺跡を保護する上では大切なことですけれども
ちょっと残念です・・・
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次に変わっていたのはチュルトゥンの周りが整備されて
公開されていたところ。
チュルトゥンとは、マヤの治水システムで
土の中に大きな穴を掘り
そこに雨水が溜まるように設計されています。
元もっとはここに蓋がしてあるのですが
蓋は無くなってしまったようですね・・・
中を見ると、石を削って、
大きな貯水槽が作られているのがわかります。
すぐ近くにもう一つあって
合計2つが見学できるようになっていました。
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さて、アクロポリスの周りは、とても綺麗に整備されていました。
こちらが看板
上から写真を撮影したところ。
アクロポリスの周りの外壁は
前回と同様、綺麗になっていました。
ただ、全方位が綺麗になったわけではなく
まだまだ修復途中のところもあります。
もうちょっと時間がかかりそうです。
アクロポリスの正面は変わっていないように見えましたが・・・
階段がだいぶ整備されていたようです。
以前よりも上りやすくなった気がします。
頂上からの眺めは相変わらず素敵でした。
というわけで
Ek balam遺跡の整備は
徐々に進んでいるようです。
雨季はあまり作業が進まないでしょうから
またしばらくしたら、
訪れたいと思います!