メキシコでは、いろいろなお祭りがありますが
全国的に大騒ぎをするのは
やっぱり、「死者の日」だと思われます。
Dia de Los Muertos(ディア・デ・ロス・ムエルトス)
まあ、日本で言うところの「お盆」ですね。
死者をお迎えするために、
特別な祭壇を作り、
お供え物をします。
一般的には自分の家の中に祭壇を作り、
故人が好きだったものを
お供えします。
死者の日は11月1日と11月2日の二日間に渡り
その前から、祭壇を作り始めるので、
スーパーや、八百屋さんには
それ専用のグッズが売られ始めました。
ここのところ雨がかなり激しく
一日中曇っていたり
雨が続いていることが多いので
ほとんど外に出ていなかったのですが
どうしても必要なものがあって
八百屋さんに行ってみたら、
ガラっと様変わりしていました。
いつもは野菜が置いてある場所に、
お香を炊くための陶器が
いっぱい並べてあります。
そして、マジパンとかアイシングで作られた
様々なスイーツが販売されています。
これは棺?のお菓子らしい。。。笑
ちなみに、スペイン語で棺はコフィン(Cofin)
これと似た単語に、クッションのコヒン(Cojin)があります。
スペイン語では「J」は、特殊な音になり
(喉の奥から絞り出すような、ハヒフヘホ)、
日本人は、その発音がとても苦手・・・
なのでCojinをちゃんと発音しないと、
棺桶と間違えられます。笑
まあ、FuegoとJuegoをちゃんと区別して発音できないのと
同じですね。
Fuego は、火のことで、Juegoはゲームのこと。
カタカナで発音を書くと同じ、フエゴですが、
実際には、全く違う発音になります。
J(ホタ)の発音は、
この外語大の発音モジュールをお聞きください♪
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/es/pmod/practical/01-07-02.php
Jは、日本を表すJapon(ハポン)や
ラテン系で最も多い名前、Jose(ホセ)、Juan(フアン)など
本当によく使うので、
きちんと発音できるようになったほうが良いと思います。
あ、脱線しました。。。。
死者の日の話でした。。。
死者の日といえば、ドクロ・・・です。
メキシコでは、ドクロは、決してオカルトでも
気持ち悪いものでもなく、
普通の装飾品であり、先祖を表すシンボルです。
なので、こうやってお菓子になるんですね♪
まあ、とはいっても、
やっぱり、日本人の私から見ると
可愛いとは言い難く、
買う気も起きないし、
飾る気にもならないんですが。。。笑
お菓子だけじゃなくて
こんなドクロの置物もあります。
うーん、
やっぱり欲しくないかも。。。。
そして祭壇に欠かせないのが
こちらのオレンジ色の花♪
オレンジ色の花だけだったら
オフィスに飾ってみようかな。。。。
というわけで、あと一週間で
死者の日。。。
普段は見られないようなものが
いっぱい売られているので、
ウィンドウショッピングを楽しもうと思います♪