子どもとゲームの 付き合い方の悩みは多いですね 。

 

WHO(世界保健機関)で、

いわゆるゲーム依存が「ゲーム障害」の病名で
依存症分野に加わりました。(2022年から適用)

 

•ゲーム障害の定義などを簡単にまとめてご紹介します。

【臨床的特徴】
・ゲームのコントロールができない。  

・他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先。

・問題が起きているがゲームを続ける、または、より多くゲームをする。

【重症度】
・ゲーム行動パターンは重症で、個人、家族、社会、教育、職業やほかの重要な機能分野において著しい障害を引き起こしている。


【期間】
上記が、12ヵ月以上続く場合に診断する。
しかし、4症状が存在し、しかも重症である場合には、それより短くとも診断可能。

 

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食事や睡眠の時間を削ってまでゲームに熱中する子ども。

当然、学力の低下も生じてくるでしょう。

 

このようなゲーム障害に陥る前に

「ゲームを止めなさい!」と親は注意すると思いますが、
それで止めれば 、病名がつくまでにはならないでしょう。

 

 

実際はそう 上手くはいかないのが現実です。

 

 そのような場合、

先ずは 気づかせる事から 、働きかけてみましょう。

 

身体の不調や

 学力の低下 

生活に支障をもたらしている事に気づかせる言葉がけをしてください。

 

そして

ゲームより 楽しく熱中する現実の世界のものを体験させてあげましょう。

 

直ぐには効果が現れないかもしれませんが

地道な親の努力で

少しずつ改善の方向へ向かわせてあげてくださいね。

 

 

 

 

 

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家庭教育協会「子育ち親育ち」

田宮由美