2学期は運動会や遠足や、
行事がいっぱいです。
運動会のシーズンを迎えると
いつも思い出す事があります。
それは一生懸命ビデオを回し
カメラを持ち、我が子の姿を追ったことです。
もっといい位置で、
もっとしっかり我が子を撮りたいと思うのは親心。
そこで、驚くべき光景をみたのです。
子どもが競技をしてるトラックの中に入り
我が子を撮影している親がいるではないですか!
我が子の姿を必死で追う親は
自分も含め、親バカだなぁ~
なんて思っていたのですが…。
いやいや、
これは親バカを通り越して
バカ親です。
親バカになってもバカ親にはなりたくないもの…。
確かに最近SNSに、子どもを写真をアップして
「可愛い~、親バカです~💛」
何て投稿もよく見かけます。
温かくてほのぼした親バカぶりが伝わってきますね。
他にも
子どもがマイクを持って歌えば
「将来はアイドルだ!」と思う親。
絵がうまい、かけっこが速い、歌が上手…
何かがちょっとでもできると、
親は子どもの能力を過大評価し、
将来を期待します。
これは、
子どもを認め、可能性を信じ、
子どもの自己肯定感を高めます。
ですが、先ほどの
運動会での競技内撮影以外にも
公共の乗り物の中や
コンビニやファミリーレストランで走り回っている子どもを
全く注意しようとしないどころか
もし、
人にぶつかったら
我が子に
「痛かったでしょう~、大丈夫」という親。
いるんですよね、非常識だったり、
周囲の迷惑を考えない親。
きっと子どもも世間の常識から逸脱した
集団に馴染めない子になっていくでしょう。
「親バカ」と聞くと
一見、愚かな親のように感じますが
親ならでの愛情で包み、子どもを信じる気持ちは
子どもを伸ばし、
将来開花させます。
愛情深い
微笑ましい親バカになりたいですね。