☆輝いて子育て… -都会ビル

 

 

山中教授のセミナーに行ってきました。

 

 

「ips細胞」ってご存じでしょうか?

京都大学教授の山中伸弥先生の画期的な研究業績です。

 

従来、再生医療の切り札であったES細胞は、不治の病の治療として、

注目されていましたが、

拒否反応や倫理的問題を問われていました。

 

そこで、その問題を克服する新しい研究がなされ、

そして、山中教授が、体細胞から全能性を有する細胞の樹立を報告され、

それをips細胞と名付けられたのです。

 

非常に簡単に申し上げあますと、患者自身の細胞から作成したips細胞を、

分化誘導してできた特定の細胞や

組織を用いて、様々な治療を可能にしていくのです。

 

7月13日、臓器移植法改正A案が衆・参可決されましたが、

私個人的には複雑な気持ちです。

 

確かに、移植を待っている方の事を考えれば、良い法案だと思うのですが、

もし我が子が、脳死状態になった時、即「死」…と受け入れられるでしょうか?

 

でも、このips細胞の研究が確立され、実用化されるようになれば、

他人からの臓器移植はしないで、

治療できます。まさに医学の歴史が変わると言っても、

過言ではないと思います。

               

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このセミナーは、山中先生の母校でもある息子の通っている高校が 主催。

親子で参加致しました。

 

 

 帰宅後、セミナーの話題から、研究の話はもちろん、

 

医療現場における倫理問題、新薬の特許取得について、

研究のPCハッカーについて、現在の日本の政治等、

 あらゆる事を絡ませて、息子と話します。

 

 私がしゃべりかけると、若干、うざがりますが… 

 幼い頃から、話しをする習慣、雰囲気を作っておけば、

食事の時など、少し時間がありそうな時に話しかけると、…

 話題に乗ってきます。ぺこ

 

そんな会話の中から、自分の将来を考えるきっかけや、

社会を広く見れる目を養ってくれれば…と願っています。