その日に早速、今回のTULAYの一大イベントである「クリスマスカードづくり」に参加させてもらいました。

予想以上に奨学生たちが集まってくれ、そこで私たちの支援する子どもたちの存在を大きく感じました。
「あぁ、少ないながらにも自分の奨学金が、この子たちの成長につながるんだなぁ」
と。
そして、集まった子どもたちの中に
「私のこと覚えてる?」と話かけてくれた子がひとりいました。
それは、私が初めてフィリピンに行き、家を建てたサイトの女の子でした。
あれから6年が経ち、その子は今や高校生になっていました。
そして、まさか6年前の自分が、6年後の今もフィリピンに来ていること、その子とつながっていることなど想像もしてなかっただろうと思うと、ものすごい奇跡のような気がしていました。
6年経つと、人も成長するし、新しい出会いもあれば、薄れていく人間関係もあるはずなのに、たった数日そこで家を建てただけなのに、その絆は保たれているなんて本当にすごいことですよね。
そんな子どもたちとのやりとりをしながら、企画としてTULAYの会員に向けて子どもたちにクリスマスカードを作成してもらいました。

正直に言うと、もっとたくさんのTULAY会員に子どもたちがカードを作っている姿を、生で見てもらいたいです。
子どもたちが、カードを渡す相手がどんな人なのか想像しながら書いている姿、
一生懸命絵を書いたり模様付けをしている姿、
スペースぎっちりにメッセージを書く姿、
その姿を見ることは、カードを受け取るのとは違った感動があると思います。

子どもたちは一人ひとり、本当に時間をかけて丁寧に、一生懸命カードを作っていました。
カードに込められた思いを、すべての会員の人にしっかりと受け取ってもらいたいです。

私は、現役ハビの活動から離れて2年が経ちました。
そして社会人になった今、自分にできることは金銭的な支援が一番だと思っていました。
でも、いざ子どもたちを目の当たりにすると、
「お金だけじゃなくて、もっともっと、この子たちとつながりたいし、できることをしたい」と、心にどことなく懐かしい“熱さ”みたいなものを感じました。
”相手の顔が見える支援を”
現役でも、現役を終えてからも、誰かを支援することにおいて、自分の一番のモチベーションになるもの、それは相手の存在を「感じる」ことだと再確認しました。
社会人でも現役でも、出来ることの限界にそんなに大きな差はないのかもしれません。
そして何より、人の心を動かす原動力みたいなものは、いつになっても変わらないと思います。
ぜひ、今後機会を見つけて出来るだけ多くの人が現地の奨学生に触れ、TULAYの活動が一層盛り上がってくれることを期待しています。




