How Can I Love | 湖面を照らす青い月 湖面を渡る青い風
愛してる…

愛してる…

愛してる…

喩え此の身が滅びようとも…あんたの手を…優しい聲を

手放したりしない…

永遠に僕らは共にある






ある日あんたが青ざめた貌をして俺の元にやって来た

あんたの話に俺は一瞬躊躇い

次の瞬間には歓喜に震えていた

行こう

二人で…

何処迄も二人でゆけばいい

何処迄ゆけるかなんて分からない

「行こう」

そう言った俺にあんたは首を横に振る

その小さな肩を振るわせ乍ら…

自分の犯した罪にあんたは圧し潰されそうになっていた

「後悔してるのか?」

と聞けば…

あんたは…少しの間のあと言いきった。

「後悔なんて…してない」と…

「なら…なにも悩むことはない、怖がることも」

あんたの犯した罪は俺が一生背負っていくから…

その罪は…

俺が…

俺さえいなければ…犯さないですんだ筈だから


風に吹かれ左右に揺れる名も知らぬ花も

吹かれて揺れる儚さと

それでも咲き誇ろうとする強さを秘めている

此処で立ち震えて留まるよりも…

あの花のように…負けずに生きてゆこう

雨が降れば雨を…

風が吹けば風を…

雪が降れば雪を…

同じ景色をみ見て…

同じ夢を見て…

生きてゆこう

この罪を分かち合って

何処迄も、

何処迄も二人共に…

先の見えないこの夜も

いつかは明けるだろうか

…明けずともいい…

あんたといられるなら…

あんたへの想いが溢れて

鼓動は早鐘を鳴らす

さあ…いこう





まだ明日はある…

立ち止まること無く

生きてゆく

あんたの罪は

俺の罪

あんたを守り抜く為なら…

どんなことだってする。

あんたが俺の為にしてくれたように…

あんたを…愛し抜いて

その先に有るのが喩え奈落の底であっても

未来を夢見て…

ふたり歩いてゆこう…




愛してる…

愛してる…

愛してる…

喩え此の身が滅びようとも…あんたの手を…優しい聲を

手放したりしない…


喩えあんたの身が滅びるのなら…

その時は共に…滅びよう



永遠に僕らは共にある




共に…逝こう…



















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