2026年から始まると言われている分娩の保険適用に向けて

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『海外の出産システムを学ぶシリーズ』第3回は台湾・韓国

 

見逃し配信【Special Vision #16】海外の出産とお金を学ぶシリーズ第3回  台湾・韓国の出産システムを知ろう! | Peatix

 

アジアを中心に活動されている文化人類学者・奈良女子大学名誉教授の松岡悦子さんのお話をききました。

『助産雑誌』でも台湾・韓国について解説しています。

 


日本より早くに、出産を医療行為とし保険化している台湾・韓国から学ぶことは大切だと感じました。

 

台湾・韓国の少子化の深刻さは日本をはるかに上回ります!

韓国は0.72、台湾では0.87。
そして「助産師の少なさが際立っている」

 

韓国では1973年に医療法の改正により

助産師は医療人助産院は医療機関と規定。

自宅出産は保健対象外。

 

1989年に全国民が健康保険の対象となり、病院での出産が安価になると、人々は助産院ではなく病院に向かうようになる。

 

助産師が行うケア行為は医療行為とみなされず、保健対象外。

韓国は女性に付き添うことやマッサージなどのケアを出産を正常に進めるための重要な行為と見なしていない。

 

助産院は2000年には全国に126カ所あったが、年々減り2023年には11カ所となる。

 

その他、今の現状。

帝王切開率 韓国61.2   日本 20.9

 

出産が医療対象になることが

より安全になるとは言えない結果も出ている。

 

妊産婦死亡率は8.8  日本は2.5

 

出生率も低下

韓国0.72  日本1.26

 

助産師が減ることで、正常産も減ります。

正常な出産が少ないことが、低出生率に関連しているとも言えます。

医療や資源を大量に使う出産は持続可能ではない。

持続可能な社会でないこと=低出生率

 

そのモデルが韓国、台湾だと思いました。

 

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