夢フォーラム各務原! 

市民の皆さんと一緒に学びを重ねていく会です。

第4回の講演会は

 

互いに違いを認めみんなが幸せになる生活を創りだす学校

イエナプラン教育のエッセンスを参考にした学校改革

 

昨年の夏、杉山議員と岐阜市立方県小学校に視察にいき松岡校長先生のお話を聞いた時、是非 各務原市民の皆さんと共有したい。

そして、市民の皆さんと学校改革に取り組んでいけるようなきっかけにしたいと思い、ついに実現!

とても良いお話会となりました。

 

 

これは昨年の視察の時のブログ。

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イエナプラン教育のエッセンスを参考にした学校改革 方県小学校視察 | ~なないろ通信~ 古川明美 (ameblo.jp)

 

講演は、ほぼブログで紹介したような内容ですが更に進化、論理的でとっても説得力のあるお話に引き込まれました。

 

基本的には、教育は多様で、いろいろあっていい。

日本が実践してきた、一斉一律の教師主導型一斉授業これが必要な時もある。

しかし、こればっかりずっとやっていくことはもう限界。

世界の水準はどんどん高くなり、日本の経済成長も伸び悩んでいる。

 

 

「自律・共生・創造」

学習指導要領(文科省)、経済産業省も、OECD(世界)も

育って欲しい子どもの姿は同じ。

 

 

 

 

初めて経験する課題解決に向けて

①一人一人が考えて行動してみる(自立)

②違いを認め合い、チームとして幸せな世界を目指して共に生きる(共生)

③新しい価値のある生活を創り出す(想像)

 

それを信じて各教育現場で先生方は取り組ん来た。

しかしコロナ禍によって見えてきた現実は

与えられないと学習ができない子ども達

 

 

今までの教育に疑問を持ち、調べた結果イエナプランと出逢い研究されたそうです。

 

 

そして実際に、則武小学校や方県小学校で取り組んできたお話を聞きました。

 

 

異年齢学級の学び 方県なかよしスクール

 

テーマは

互いに違いを認め みんなが幸せになる時間を創る

 

言われたことに従うことに慣れたいた子ども達。

自分たちで0から考える経験がなかったので戸惑ったそうです。

でもテーマに沿って子どもたちなりに考え取り組みます。

そして必ず不具合が生じます。

でもそれがチャンス。

テーマに立ち返えると、そこに対話が生まれます。

折り合い、想像(創造)しながら対話を重ねる。

答えのない課題に多様な考えを尊重しあい話し合う。

多くの授業がベーシックな内容に正解を言って終わりのパターン。それでは能力は育たない。

 

 

あえて3学年に分けることも、6年生の指示に従う構図に陥ることを避けるため。

 

幼児期の遊びは何よりの学びで、そこでの探求心が大切。

幼児時期からの探求の学びを接続することが大切。

それを授業でやっていく。

その実践の話が実に分かりやすくて納得。

 

学校ではないが、子ども劇場で0から創る体験を重ねて親子で育ちあってきた実践が重なった。だから今の私があると思っている。

 

今日会場に来てくれた人たちの多くが、教育や子ども達のことについて考え行動している人たちだった。

もっと多くの保護者にきて欲しかったとの感想があったが、本当にそう思う。

でも、これが初めの一歩。

松岡先生のような実践者がいても、波及していくことは難しい。

それは、教育の現場も政治の世界もなんか似てるけど、独特なパワーバランスのある世界。

私はそう感じている。

だからこそ、これをきっかけに出逢った人がつながり行動を起こしていくしかないと思っている。

 

一人一人が当事者意識を持って動けるつながりを作っていこうと思います。

 

 

 

本日の司会進行 発言の動画

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イエナプラン教育のエッセンスを参考にした学校改革 挨拶 (youtube.com)

 

過去の教育に関する質疑・質問

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2023年9月議会 本会議質疑 不登校対策事業 | ~なないろ通信~ 古川明美 (ameblo.jp)

 

2023年 3月議会 一般質問 選ばれる学校を目指した市の教育ビジョンを考える | ~なないろ通信~ 古川明美 (ameblo.jp)