私は自分は鬱にならないと思っていた。
しかし、ちょっとヤバイなと感じる。
今日は議運のメンバーと1日一緒に過ごしたけど、体の拒否反応が半端ない。
全てが敵にしか見えないし、笑えない、話せない、涙がでる、胃が痛い。
ヤバイ、これ病んでるじゃん!
これは胸にある苦しいものを吐き出すしか治んないな・・・
そう思ったので、書ける範囲で市民の皆さんにお伝えしていこうと思います。
各務原市議会には、「質疑は重要点と概要に留める」というルール(申し合わせ事項)がある。
要は簡潔明瞭にってルール!
この「重要点と概要」の幅は人によって違うのですが、議運のメンバーたちは、少数会派はルールを逸脱して全く概要に留まっていないという。
つまり、細かく聞きすぎ~と怒ってる。
1年前、私はこの見解の違いを訴えた。
その時の傷ついた発言は議事録に残っている。(議運協議会議事録はHPでは公開されていないが、図書館で閲覧できる。)
「あなたは国語力がなさ過ぎる。本当に情けない話だけど、マニュアルを作ってあげないと理解できない」と言われた。
社会の縮図に感じた・・・ | ~なないろ通信~ 古川明美 (ameblo.jp)
そして今年の4月5日の議会運営委員会協議会では、もう我慢も限界! 少数会派の質疑は一般質問化している!
ルール違反、どんどんエスカレートしている!と2つの会派から 新しいルールの提案が提出されました。
政和クラブからの提案
質疑と一般質問をあわせて60分
颯清会からの提案
委員会質疑のみ、本会議質疑なし
※ちなみに現在は質疑時間制限なし、一般質問60分
はて、議会は言論の府。議員の発言の保障が後退しないか。
これは市民のためになるのか?
(ここから私の記録メモより報告)
そう思い、質問しました。
時間制限をかけることが、何にとっていいのか? ちょうどいいとは どういう意味なのか?
〇〇議員から
自由にやりたいなら、質疑と一般質問で60分にしらたちょうどいいのではと回答がありました。
議長からは、概要に留める質疑に値していないことを問題視しているのであって、発言がダメだと言っているわけではない。元々こんな細かなルールはなかった。委員の皆さんも ルールが作りたいわけではない。でも守っていただけないからルールが出てきた。ここを把握していただきたいと言われた。
委員長からは、会派に持ち帰って相談してくること。申し合わせ事項を徹底して順守していけるか、順守できないなら、あらたなルールを決める必要性も出てくる可能性もあると言われました。
そして4月23日 議会運営委員会協議会
私たちチームみらいと共産党が話合った結果は、申し合わせ事項を順守するので現状維持。今よりルールを厳しくしないこと。
新たなルールを決めないと変わらないと皆さんが仰る気持ちもわかる、でも来年は選挙です。
新たな議員が増える可能性もるので、本来あるべきでない細かいルールは作らず本会議質疑を保障したい。
一部の人の対処に合わせてルール改正をしていくことは気持ちは分かるけど違うと思います。
人は完ぺきではないので、あの質疑はおかしいいやろとか、気になったらその都度伝えあっていくことが大事。
それができない人間関係に陥いっていることが一番の問題と思う。
言ったってどうせ聞かないだろうし、言うのも嫌になる気持ちもわかりますが、そういう個人に対する感情でルール変更に進んでいくことは慎重になるべきと伝えました。
すると
古川さんの意見は個人的な意見。
4人を代表してきとる意見とはとれない。
直接聞けと言うが個人的に話す段階はもう終わった。
特定の人への感情論でやっとるわけじゃない。
あなたは4人の意見をまとめて議運にでるのが役目。それを放棄して直接聞いて下さいとか、代表変わっていただいた方がいい。
あなたは特定の人と決めつけている。
少数会派に配慮していること、もっと自覚してもらわないと駄目。
やりたい放題いやっているのが今の現状。
配慮してもらっていること もっと分かってもらわないかん。
我々は全体のこと配慮して本会議質疑はやらない。
権利の主張ばかりで義務を守らない君たちに配慮の余地はない。
皆さんから、そうした意見を言われました。
はて?少数派の発言は多数派の配慮で保障されるもの?
はて?全体のこと配慮ってなんだ?質疑しない理由になる?
はて?権利は義務と引き換えにあるもの?
権利はright 人権(human rights) 与えられているものだよ。
今、朝ドラ「虎に翼」にはまっているけど
主人公寅子の追及に感情的となる男子学生花岡のやり取りが、上記の発言と重なった。
花岡 「君たちはどこまで特別扱いを望むんだ。男と同様に勉学に励む君たちを、僕たちは最大限敬い尊重してきた。特別だと認めているだろ。」
寅子 「私たちは特別扱いされたいんじゃない。特別じゃないから見下さないでやっている?自分がどれだけ傲慢か理解できないの?」
私は寅子のように強く反論できなかったが、花岡の発言は議会で私が言われた発言に重なった。
寅子の時代(戦前)に近い価値観が残っているとしたら、それはなぜなのか?これを事例として市民の皆さんと人権について考える場を作っていきたいと思う。
そして暫時休憩となる。(議事録に残らない)
古川 今日決めないといけないのか?
大きなルール変更だから議運で協議するべきでは?
〇〇議員 おなじやろ 議論をすりかえるな
古川 議事録はHPで公開されない 傍聴者も入れない
事務局 議事録は HPでは公開されないが 図書館で見れる
〇〇議員 必要ならみれる
古川 傍聴できない
〇〇議員 なんで傍聴がいるのか なぜそこに拘る?
ここで、第三者がいることが抑止力となると言えなかった自分を悔いている。
何を言っても無理だと諦めてしまった自分を悔いている。
多数派の人達にとっては当たり前だと思っているルールや価値観。
「なぜわからないんだー!」と強要され、従わない人は議会を混乱させるおかしな人。
少数の意見より、多数の意見のほうが正しいような考え方で、従わせようとすることが暴力。
多様性を理解していない。
圧倒的なパワーバランス
「No」と言えない圧力。
いじめや暴力、ハラスメントの現場にある
力の差を背景にした支配の構造。
「抵抗しない=同意した」となる。
性暴力と似ている。
ここは社会の縮図。
私は子どもの頃から支配と暴力の中で生きてきた。
なので人一倍敏感で圧力は恐怖でしかない。
しかし圧力をかける人たちは大抵無自覚。
「言わせない圧」が存在することすら分からない。
気にかける責任があるという事すら考えていない。
きっと大袈裟と言われてスルーされる。
そして傍観者たちも加害者。
せめてこの現実を有権者に見て欲しかった。
そして私のような圧に屈する議員も、この圧を作る議員も見てもらって、選んでもらえたらいいと思う。
これが現実と知ってもらいたい。
結果は公明党の妥協案により質疑は守られた。
しかし、もう骨抜きのような質疑しかできないルールとなった。
質疑20分、一般質問60分
質疑通告を厳密に精査し、これは明らかに概要ではないと議長が判断したら取り下げ。
はて、このルールは誰のためなのか?
はて、市民のためになるのか?
多数派の考えの中に市民への思いがあるのか?
どこまでいっても自分たち中心に感じられる。
でも、反対しきれなかった私の責任は重い。
今夜、毎週ZOOMで勉強会を重ねている尾北ラインの議員仲間たちとハラスメントをテーマに話あった。
各務原市議会の事例も聞いてもらった。
厳しくも温かい意見をたくさん聞いた。
今回の協議会での議論について
録音を文字起こししても、SNSにアップしてはいけないと事務局に言われたとことを皆さんに伝えた。(議事録となればOK)
すると秘密会でも議事録を公開せよと判例が出ていると教えてもらった。
判決確定 非公開は違法 湯河原町議会の秘密会議事録開示で:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
協議会の内容を市民に伝えて、何の罰があるのか?
法的拘束力はあるのか? 法律をしっかり学んで戦うこと。
ブログに書いたりして、どんどん市民に伝える。
同じ報酬いただいて、
全く質疑しない人、一般質問もほとんどしない人と
毎回質疑や質問する人と、どちらが市民のために働いとるのか。市民に確認してもらえばいい。
心が病むような議会は労働環境として問題。
我々は市民が頼みの綱。
長い間メンバーの同じ組織は腐ってくる。
かき混ぜなきゃいけない。
抵抗策は絶対ある。
我々は市民の為に働いてるんだ。
本当に力強いメッセージをいっぱいもらった。
各務原市議会では少数会派でも、近隣自治体には多くの議員仲間がいる。
本当に感謝です。
この悔しさをバネに、ハラスメントをなくすよう、私らしさを失わず挑戦していきたい。
※議会運営委員会は自治法に定められた正規の委員会なので傍聴あり、HPでの議事録公開。
議会運営委員会協議会は調整などの協議の場なので傍聴なし、議事録は図書館で閲覧。
本来、議論や決定は正式な会議でするものですが、令和2年6月29日の議運で、協議会において申し合わせ事項はなど協議し決まった場合、委員会に切り替える扱いとすると決まった。