こんばんは、安藤瑞恵です。
私は助産院フリークであったことを
書きました。
そこから気が付いたことが
ありましたので、
シェアしますね。
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そもそも、長男を妊娠した
２９歳当時は
接骨院勤務をしながら
東洋医学・自然療法を学び、
周りの方から自然なお産があると
ご紹介いただきました。
最初は近くの産院に行きましたが、
大変な人気のため
予定月はすでに満員でした。
そこで助産院を訪ねると
こじんまりしていて
きちんと対応をしていただき
安心できました。
そして、産室は４．５畳の
狭いお部屋でした。
しかし、その狭さが
妙に安心し、
母親の胎内そのものの
象徴であるかのように
感じました。
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当時の私は、
躾けの厳しかった母が
あまり好きではありませんでした。
心の中で
母をずっと否定し、
反発心だけで
生きていたのに、
無意識のうちに
母を求める
相反する気持ちがあり
助産院を選んでいました。
当時はわかりませんでしたが、
今だからよくわかります。
求めていたのは
私の中の子どものときの
幼い気持ちでした。
かまってほしい。
わかってほしい。
大切にしてほしい。
話を聴いてほしい。
認めてほしい。
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小さい子のアピールを
思い浮かべると
わかりますよね。
この子ども目線の
誰かに与えてほしいという生き方を
自ら生み出さずに
大人になっても選んでいると
とっても生きづらいことが
起きるのです。
しかしね、実際にお世話になった
助産師さんは
気骨のある
たくましい方ばかりでした。
長男のお産間際
不安になり
故鴫原先生に電話をすると
喝を入れられました。
「あのね、お産をするあなたが
そんな弱気でいったいどうするの！
こっちは三日三晩寝ない覚悟で
お産に立ち会うのよ！」
厳しく叱責されました。
ありがたいですね。
おかげで目が覚めました。
母になる覚悟ができました。
そう、そして屋久島の
天然村を開業された
故山縣良江先生は
元は横浜在住でしたが、
環境の整う屋久島へ家族で移住し、
妊婦を出産前から預かり、
お産のための体づくりのために
畑仕事や洗濯手洗いと
足腰を鍛錬し、
母乳や産前産後に良い料理を
一緒に作り習得するように
されていたそうです。
今のご時世に
そぐわないかもしれませんが
母として生きる知恵を
体得する助産院であったのでしょう。
命の重みを預かる助産師さんは
やはり、強くたくましいのです。
当時から、その姿にあこがれを抱き
私もそのようなタフな女性になりたいと
憧れていました。
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しかし、今はわかります。
その強くてたくましい姿は
私の母そのものの
生きる姿勢でした。
母親の胎内のぬくもりを求める
幼い子どもの心を持つ生き方より
強くたくましい母親として
生きることを
選ぶ自分になっていました。
そうすると、
自ずと家族のトラブルは
消えていくのでした。
子どもの成長と可能性を育てる
お母様の応援団
からだとこころのカウンセラー
安藤瑞恵
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