こんばんは、安藤瑞恵です。
今日はカウンセリングや健康ネタから
少し離れて本の世界を
ご紹介します。
私は、幼いころから
常に読書の機会を母に与えてもらい、
たくさんの本を読んでいました。
最近はめっきり読む機会が減りましたが、
今でも物語が大好きです。
先週からドラマ
「精霊の守り人」が
はじまりました。
原作が大変面白く、
豊かな言葉で綴られている
大好きな作品です。
人生観を考えるうえで
大変参考になりました。
言葉の意味が深いのです。
数年前に作家上橋さんの
特集が放映されました。
当時投稿した記事を
再編集してご紹介いたします。
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先日、親しい友人から
あるテレビ番組を勧められました。
2014年3月児童文学のノーベル賞とも言われる
国際アンデルセン賞を受賞された
上橋菜穂子さんです。
番組内のインタビュー内容が
とても素晴しかったので、
一分文字おこしをして
ご紹介します。
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上橋さんの作品は、
子どもにも大人にも届く物語を書き、
代表的なファンタジー小説は、
「精霊の守り人」など
の守り人シリーズがあります。
児童文学としては、
異例の350万部を売上、
世界7ヶ国語に翻訳されています。
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主人公は架空の国の皇子
自分の国の常識や神話だけを信じて
生きてきました。
しかし、父に命を狙われて
外の世界へ旅に出ます。
その中で敵対する国々や
異なる価値観を持った人々と
出会っていきます。
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「あのな、国や喋る言葉が違う人は、
別の考え方を持っとることは
知っているか?」
そうした出会いを通じて、
皇子はこれまで否定してきた考え方を
受け入れながら成長していきます。
世界には、善悪には分けられない
多様な価値観が存在する。
物語にこめられたメッセージです。
上橋さん:もしこの世に全き悪
というものがあって
その悪に対して何かをすれば良いなら、
こんなに楽なことはないと
子供の頃から思っていた。
どの人も悪くないですよ。
みんな一生懸命生きていて、
幸せになろうとしているし、
でもそれがうまくいかないというのが
私にとって深刻な問題です。
ですので善悪を描こうという気持ちは
一切ない。
万華鏡のように一つの視点で見たことが
別の視点になる。
一番怖いことがあるとしたなら、
「固定すること」
ある一つの立場に止まってしまう事
のほうが怖いです。
その立場は動かしたら変わりますよと
いつも思ってしまう。
人間社会はどんどん変わっていく、
多様に変わっていく中で
一つの場所に固定してしまうと
対応できなくなり、
金属疲労をおこしてしまう。
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世界において、
多様な世界を描くということが
現代的にとても大切なポイントとして
私の本を評価してくださったのだと
思うことがあります。
2014年7月インタビューより
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番組では国という枠でしたが、
個人レベルでも思い当たることが
あります。
ついつい、自分の正しさの証明をしたくて
周りに働きかけていたことが
ありました。
周りを一切見ないでね(恥)
そんな時に、上橋さんのように
別の視点で見ることが
できるようになれば、
新しい選択ができます。
立場が変われば
見方も変わりますね。
私も、そうありたい、
新しい視点を広げていきたいと思いました。
つづく
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心結夫婦(ここゆいふうふ)カウンセラー
安藤瑞恵
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