こんばんは、安藤瑞恵です。
今日はちょっと切ないお話です。
前回のブログで
私のシルバー世代のお客様は
どんどん変化されていると書きましたが、
突然のお別れがありました。
３年前から週に３日、往診を続けていた
８７歳になる女性B様です。
４日前にお会いして、
また昨日伺うお約束でした。
あまりにも突然の訃報で
脱力してしまいました。
それでも、悲しい感情は
しっかり味わいつくします。
泣くことを許可しています。
振り返ると、決して私が与える立場ではなく、
たくさんのものを受け取っていました。
私自身が治療をして必要であると
存在価値を認めてくださっていたこと。
絶対的な信頼感をよせて頂いていたこと。
６人のお子さんの自慢話。
お一人お一人の性格が目に浮かぶほどです。
昭和一桁生まれの日本女性らしい
心遣いのできる方でした。
私自身が年寄りっ子で
おばあちゃん大好きでした。
人が亡くなるということは、
その方から受け取ったこと、
していただいたことを
自分が周りの人に返していくことだと思います。
生き方を伝えることで、
その方と生きることができます。
私がこれからの新しい方向性を決めた
矢先の出来事でした。
B様は、毎朝仏壇に
早くお迎えがきて欲しい。
ピンピンコロリがいいと
お願いをしていました。
３年前ご主人が亡くなられたその日に
願いはかないました。
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私が最近良く聞いている歌です。
サビの歌詞で
「もうすぐ今日が終わる、
やり残したことはないかい。
親友と語り合ったかい、
燃えるような恋をしたかい。
一生忘れないような
出来事に出会えたかい。
かけがえのない時間を胸に
刻み込んだかい。」
とあります。
一瞬一瞬を今以上に
大切に生きようと誓います。
B様のご冥福を心よりお祈りいたします。
今日もご訪問ありがとうございました。