子どもが2歳になるかならないか、というとき、わらべうたに出会いました。

上の子と下の子は丸2歳離れているので、ちょうど二人そろったころになります。

最初は「やってみるか」という程度で、柿田友広さんの「プーおじさんの子育て入門」で推薦する「新訂わらべうたで遊ぼうー乳児のあそび・うた・ごろあわせ」を買って、それを脇に置きながら、見よう見まねで子どもたちと遊び始めました。

二人の面倒を見ていく生活は私にとっては大変で、♪うまはとしとし♪なんて、下の子がまだ首がしっかり座っていないうちから二人乗りなんてさせちゃったりして、ひっちゃかめっちゃかな生活をしていました。

でも、わらべうたで子どもと遊ぶ時間は、子どもたちに「もう一回!もう一回!」とせがまれる、とても幸せな時間でした。こんなに自分の存在を認めてもらえるわらべうたは、きっと他のおうちにも幸せをもたらすに違いない、そうだ!わらべうたをライフワークにしよう、と思ったのがはじまりです。

以来、自分の子どもとその友達から始まったつくんこ♪わらべうたは今でも続き、そのうち、おはなし会の方からお声がかかり、児童館の母親クラブからお声がかかり、子育て支援センターからお声がかかり、保育園、幼稚園からお声がかかり、と徐々にフィールドが広がって今に至ります。

「やって~」とお声をかけてもらったら、どんな条件でも絶対に引き受けよう!とは最初に誓ったことでした。どんなシチュエーションでも、みんなに満足してもらえますように、という覚悟で臨んでいます。

 

1つとして、同じ条件はありません。

乳児と保護者の集まり。乳児&幼児と保護者の集まり。乳児と少数の先生だけ。1歳児と先生だけ。幼稚園児。幼稚園児と保護者の集まり。大人だけ。先生だけ。乳児の先生、幼児の先生、またはその混合。

人数も、多かったり少なかったり、学年が混合だったり、1学年ずつだったり。

季節も違えばうたも違う、天候によっても、自分の気分によってもうたいたいうたがかわってきます。昨日の夜まで「このプログラムにしよう!」と思っても、朝起きて天気を見て、そのときの気分で、プログラムを直前に変更することなんてしょっちゅうです。

だからこそ、ずっと勉強になるし、その都度得るものがあるからこそ、深くて面白く、わらべうたを続ける原動力となっています。

 

5月は定例のわらべうただけですが、のほほんとしていると、

6月はあちこちの幼稚園の園児さんと遊ぶ予定が詰まっています。

乳幼児と保護者の方に対しては、今までさんざんやっているのであまり心配はないのですが、幼稚園児の皆さんに対しては圧倒的に経験不足で心配です。

貴重な経験をさせていただくよい機会なので頑張らないと。

経験を積むことなしに、前進はなし。今から準備できることは何かな。