今週月曜は、私が住んでいる流山市はすごい雪だったのですが、今日皆様のお話では全然積もらなかったとのこと、場所が少し違うだけで、天候がだいぶ違いましたね。
今日は、始まるころ、風が少し冷たかったのですが、晴れていたのですぐに暖かくなってよかったです。
いつも、最初と最後は同じうたをうたっています。
同じうたをうたっているうちに、みんな覚えて、お気に入りのうたになります。
その中でも、単純でいて、大きい子から小さい子までいろいろな遊びができちゃうのがこのうた。
♪まるくなれ まるくなれ いちにのさん♪
みんなで丸い輪を作ってなにかわらべうたを始めるときの、体形を整えるためのうたのようなものですが、
♪いちにのさん♪の♪さん!♪のところで、一斉にぴょんと飛んでみたり、しゃがんでみたり、ポーズを取ってみたり、
いろいろなしぐさをして遊んでいます。
少し難しいポーズも取り入れます。片足立ちで片方の足は前に出すポーズでは、年齢によって、ぴっと前に出せる子、やっと出せる子、よーく見てみると、ちょっとだけ出そうとしている子、様々な反応を示しますが、自分で歩けるようになった子は、
どんなに小さな子でも、「出す気はある!」という意欲が見られて、すごいなあ、と思いました。
毎回同じうただからこそ、このような流れを理解しているのかもしれません。
絵本を読む前には、ながーいこのうた。
1,2,3......と指で示し、♪ねんね♪のところは、膝叩きです。
しぐさも楽しく、
小さい子は、まず♪ねんね♪のところで膝をたたくところから始まり、
そのうち、指で数を示すところは、自分で自分の指を確かめながら「こんな感じかな?」とやってみるのが加わっていきます。
ですので、♪ねんね!♪はみんな元気です。
でもこの歌詞、ちゃんと覚えるの大変だと思うのですよね。
お母さんがいちはやく覚えて、一緒にうたってくれるのが耳に入ると、感動します。
近藤信子先生のわらべうたの勉強会でも、なかなかみんなきちんとうたえなくて、苦労するのですよ。
私もつくんこ♪わらべうたでうたい始めた時は、間違えないよう必死だった記憶があります。
最後の♪さよならあんころもち♪も定番で、みんな上手にあんころもちを作ってくれますが、
私のお気に入りは、みんなでつくる、1個のお餅。
まるくなったあと、♪さよならあんころもちまたきなこ ぴょん!♪と声をかけるごとに、前へ前へと飛んでいくと、
いつしか、あんころもちは、ぎゅーっとあんこがつまったおいしいおもちになります。
お互いの顔がだんだん近づいてくるだけでも嬉しく楽しく、最後には、みんなが中心にぎゅーっと寄って、
それだけで楽しい気分になります。
わらべうたは、単純なうたですが、だからこそ、様々な表現ができ、深く遊ぶことができます。
覚えるのは簡単、うたうのも音域が狭いのでうたいやすく、スキンシップもついているので、
こどもがあそびたいときにあそびたいうたを簡単に口ずさめて、親を遊びに引っ張り込むことができます![]()
わらってしまうのが、おうちでの「つくんこごっこ」。
私の口真似をして、「はい、つくりまーす」なんて言いながら、おうちでも遊んでいる、というのをいろいろな方から聞くことがあり、私は赤面
です。
ほんじつのうた♪ととけっこう♪まるくなれ♪つくろうつくろう♪だいこんつけ♪うまはとしとし♪こどもかぜのこ♪ちびすけどっこい♪おゆきがとおれば♪あずきちちょまめちょ♪ひやふやの♪あめこんこん♪ひとつひよこ♪にかいへ♪ばったんばったん♪まがんこ♪さよならあんころもち♪
ほんじつのえほん「はなをくんくん」福音館書店
立春を過ぎ、今週雪が降り、まさにこの時期なんじゃないか!という、古くからの定番絵本。
詩人きじまはじめさんの名訳により、読んでいるみんなも春を待ちわびる気持ちがどんどん高まってゆきます。
「はなをくんくん」という訳は、娘さんが口にしたものだそうです。
「はなをくんくん」という絵本が日本で出版されるまでのお話は、斎藤惇夫さんの「絵本大学」(浦和の麗和幼稚園で、月に1回今も開かれています)で拝聴しました。
来週も、どうぞ、暖かいつくんこでありますように。
つくんこ♪わらべうたでは、一緒にあそんでくれるお友達を募集しています。
うたは、毎回おなじみのうたをうたうほか、春夏秋冬、季節に合わせてご用意しています。
1歳未満の方は、保護者の方が一緒に楽しみ、うたに親しむことからスタートです。成長とともに反応がどんどん変わっていきますよ。つくんこ♪わらべうたで、心のアルバムを増やしていきませんか。



