今日は、つくば市立桜南幼稚園家庭教育学級でわらべうた。

私の子どもは二人とも公立幼稚園でお世話になったので、家庭教育学級の時間はいつも楽しみにしていました。

そんな私が、幼稚園の家庭教育学級でわらべうたで遊ばせていただけるなんて、大変光栄なことです。

それだけに「みんなの期待を裏切ってはいけない」とプレッシャーでいっぱい、どんなことが求められているのか、ずーっと悩んでいました。

なんてったって、幼稚園生とその保護者を対象にわらべうたで遊ぶことは初めてなのです。

慣れているのは未就園児、しかも、最近は2歳未満のお子様とその保護者を対象に行うことが多く、親子の絆を育むスキンシップばかり。

幼稚園に行くこともありますが、こちらは、先生が補助してくださる中、集団遊びで子どもたちと遊びます。

親子から集団へと楽しい世界が広がっていく移行期の子どもたちとその保護者の方々に、どんな遊びを提供したらよいでしょう??

しかしテーマは「親子の触れ合い」と予め提示してくださっていたので、思い切り親子で楽しんでもらうことを目標に、私の好きな遊びの中で発展性のある遊び、乳児でもやっている親子のスキンシップなどを織り交ぜて、年少さん、年長さんに分かれて40分ずつ遊ばせていただきました。

プログラムのうた自体は同じですが、年少さんと年長さんはできることが違うので、遊びの難易度を変えて行いました。たった1年だけなのに違いは歴然としていて、とても興味深いものでした。

 

まず、やってみて思ったのは、大きくても小さくても、スキンシップが嬉しいのは同じだということ。

♪ここはとうちゃん♪や♪ねずみねずみ♪などは、年長さんでもとっても楽しそう、親子ともによい笑顔。見ているこちらも心がほっこりします。

 

 

膝乗せ遊びは♪うまはとしとし♪が有名ですが、今日は♪さるのこしかけ♪で。これも楽しそう。

 

さらに、年長さんには、電気椅子つながりで、子ども同士、次々にお膝に乗ってもらいました。なんと、クラス全員(16人)が座れました。

子どもにできるのだから、と保護者の方たちにも挑戦してもらい、大人も全員が座れました(パパは遠慮して脇で応援してくださいました)。

普段、わらべうたの勉強会では大人同士でやっていましたが、実際にみんなにやってもらうのは初めての体験だったので、

「すみません、一度やってみたかったんです。できるかどうかわからないんだけど・・・・・」とお願いして、やらせていただきました。これは、大人も楽しそう~~。

 

それから、私がわらべうたで感動したつながり遊びを、秋なのでこのうたで。

全員で手をつないで、うねうね歩きをしたり、橋くぐりをしたり。うずまきを作った後、ほどいて元の輪に戻った時には歓声が。

このような遊びはみんながいるからこそ。

 

最後は、究極のスキンシップ

♪どのこがよいこ このこがよいこ ○○ちゃんがよいこ ぎゅー♪と我が子を抱きしめてもらいました。

忙しい生活だと「はやくしてね」「ちゃんとしてね」などという声掛けがいつもまにか増え、こんな簡単なスキンシップもつい二の次となりがちです。

疲れた時こそ、ぎゅーっで、お互いに充電。スキンシップは、子どもだけでなく、大人も幸せな気分にしてくれます。

 

というわけで、親子のスキンシップを楽しんだり、集団遊びを親子で楽しんでいただいたりして、たくさん体を使って遊びました。

最後、パパさんに「わらべうた、なめてました」と声をかけていただいたのが嬉しかったです。

そうですよ~。わらべうたは、静かな手遊びだけではないんですよ、スポーツです!

 

いつでもどこでもだれとでも。またいろいろなところで遊ばせていただきたいです。お気軽にお声掛けください。

 

本日のうた

♪ここはとうちゃん♪まるくなれ♪うまはとしとし♪ゆすらんかすらん♪あんよなげだすおさるさん♪さるのこしかけ♪かりかりわたれ♪もどろもどろ♪ねずみねずみ♪どのこがよいこ♪さよならあんころもち