わらべうたでは、子どもを抱っこしてゆらゆら揺らしたり、たかいたかいして遊ぶ遊びは人気があります。

みんなで一緒にわらべうたで遊ぶ場合、生まれたばかりの子や、1歳、2歳を過ぎた子が混在している中で行うことが多いのですが、

生まれたての子はそおっとやらなくてはならないし、大きな子は少々荒っぽい遊びが楽しかったり、と成長に応じて遊べる遊びが異なります。

ですのでおなじうたでもいろいろな遊び方を紹介し、「月齢に合わせてできる遊びで楽しんでください」と言っていますが、その実、心配でもあります。

 

揺らしすぎはよくないよ、と言われているので、「あやす」行為と「揺さぶられ症候群」に至る行為の差について調べてみました。

 

Wikipediaでは、

 

「揺さぶられっ子症候群(ゆさぶられっこしょうこうぐん、Shaken Baby Syndrome、SBS)とは、概ね生後6か月以内の新生児乳児の体を、過度に揺することで発生する内出血などの外傷児童虐待ともなりうるもので、乳児揺さぶり症候群ないし乳幼児揺さぶられ症候群ともいう」とあります。

首をきちんと支えた状態で、常識の範囲内であやす行為程度では起こらず、以下のような行為で起きた事例があるそうです。

  • 頭を2秒間に5~6回揺する
  • 体を10秒間に5~6回の割合で激しく揺する
  • 体を20分間左右に揺する
  • 「高い高い」で空中に投げ上げてキャッチを繰り返す
  • 両手で抱え、急激に持ち上げゆっくり下ろすことを繰り返す
  • 揺り篭に入れたまま、6歳の兄が大きく・早く何度も揺すった
  • サイズが合っていないチャイルドシートに乗せて、舗装されていない道を長時間移動する
さて赤ちゃんの頭の中は、このような時どうなっているのでしょう。
まだ頭蓋骨と脳に隙間がある乳幼児が激しく揺さぶられると、頭蓋骨に脳が打ち付けられ、脳の血管が切れてしまうそうです。
「両肩を掴んで、体を前後に揺する」=シェイクンベイビーシンドローム(SBS)、というのがイメージしやすいと思います。
この動画がとても分かりやすかったです。

 

 

通常のあやし方では起こりそうもないので、ひとまず安心しました。

心当たりがあるとすれば、まさかと思いますが、♪うまはとしとし♪などは、頭がシェイクされないよう、気をつけなければならないですね。

 
揺さぶられっ子症候群について、詳しくてわかりやすかったのはこちら。

 

 

泣き止まない我が子に対して冷静さを欠き力が入ってしまうことはあるかもしれません。

せっかく授かったかわいい我が子のために、上手にいらいらを逃す方法を見つけておく必要がありますね。

皆様の育児の中でもお役に立てますように。