私は千葉県流山市に住んでいて、「NPO法人ながれやまながれやま栞」」という、おはなしボランティアの団体に所属しています。ここでは、赤ちゃんおはなし会をやったり、小学校や図書館でおはなし会をやったりしています。毎週土曜日3時から行っている図書館おはなし会では、スタンプカードが配られ、10個スタンプがたまるとプレゼントがもらえる、という仕組みになっています。
ストックのプレゼントがなくなったので、次は何にしましょうか、という話になったので、長年やりたかった「フェルトケーキ」を提案してみました。こんな感じです。

渋いのが好きな子のために(?)ゴディバのチョコも用意。中は段ボール片が入っていて、おみくじになっています。「大吉 すてきなことがあるよ」とか、書いてみました。これも楽しそう~~。頂き物のゴディバのチョコレートを家族で食べ、残った包装紙がもったいなくて、捨てられなくて(*^-^*)
これは、実は、つくんこの「ちょうちょ」と同じアイディア。いっぱいの中から、「好きなの選んでいいよ!」ってなんとなくわくわくしませんか?
そして、このケーキ自体も、基本的にはクリスマス会の時にいつも配っているどんぐりろうそくと、作り方は一緒です。ちょっと飾りを変えるだけで印象が変わり、いろいろなケーキがあるように見えて楽しいです。子どもたちでも簡単にできますね。ボンドを使うのが面倒な時は、両面テープで貼ってしまうのが簡単です。
「どれか選んでね!」は、幼いころの思い出から来ています。
父が床屋さんに行くとき、私はよく一緒について行っていました。すると最後にいつも「どれかひとつ選んでね」といって、きらきらまぶしい指輪が飾ってある宝石箱を開けてくれました。その中からひとつ選ぶのがとっても楽しかった。時に、2つしか指輪が刺さってなかったことがあった、という記憶も残っているくらい、嬉しかった思い出です。
いつか、みなさんにも、これらの活動が
「つくんこで、ちょうちょがもらえなくて、大泣きしたことがあったんだよ」
とか、
「おはなし会でケーキを選ぶのがすごく楽しみだった」
なんて、記憶に残ってもらえると嬉しいなあ。