わらべうたは親が子を遊んであげるためにできたうた。
そして、遊びの中で子どもたちが紡いできたうた。
わらべうたをうたうと自然にスキンシップが図れます。
子どもがうたいたいうたをうたったとき、親がそのわらべうた遊びをしてあげると、子どもはとても楽しくって嬉しくって幸せになります。
ちいさいお友達同士でも、輪になるだけで心が踊ります。
みんなで手をつないで、ぐるぐる回ったり、小さな輪になってお顔を寄せたり、そのあと大きな輪にするとすごーくおおきくなったような気がしたり。
わらべうたはセンスオブワンダーであふれています。

あるお母さんが教えてくださいました。
「私はわらべ歌をする中で、自然とみんなと手を繋ぐ。 子ども同士で手を繋ぐ、大人も手を繋ぐ。 この時間が素敵な、そして大好きな時間でした」
気の合う子とは手をつなぐことはあるでしょうが、誰とでも手をつなぐ機会はなかなかないと思います。大人になるとなおのこと、そうそうないでしょう。わらべうたをうたうだけで、そんな行為も自然にできます。
毎週毎週みんなで手をつなぐ行為は、やがてみんなの心をもつないでいきます。
わらべうたを覚える以上に貴重な時間かもしれません。