6月27日は、さくら学園保育園のかわいいお子様たちとわらべうた。
月に1度、0~1歳のクラス、1~2歳のクラスに入って、15分間、おはなし会スタイルでわらべうたを楽しんでいます。
小さい頃のわらべうたは、親子で向かい合って楽しむもの!としか頭になかった私は、最初はできるのか不安でしたが、幸いおはなし会にはずっと所属しておりますので、おはなし会スタイルで、えほんやおはなしにメロディがのっている感じでやればいいか、と始めてみました。わらべうたの調べは心地よいらしく、ちっちゃい子もよーく目と耳を使って鼓動を楽しんでくれています。
 
話変わって、小さい頃のえほん選びのポイント。絵本ナビにこう書いてありました。
 
コミュニケーションのはじまりです
赤ちゃんは絵本が大好き!言葉はまだ身につけていなくても、目や耳でめいっぱい楽しんでいるはずです。心地の良いリズムの言葉や、変化のある色や形で描かれた絵本を、ママやパパが語りかけるように繰り返し読んであげてくださいね。
 
絵本→わらべうた、に置き換えても、何の違和感もなく通じますね。
昔はあかちゃん絵本がなくても、わらべうたをうたってコミュニケーションを図っていたのでしょうね、昨今は伝承の形態がなくなってきたので、核家族でも簡単にできるコミュニケーションツールとして絵本が出てきたのではないのでしょうか。(イギリスにはじまるブックスタートの浸透も大きいでしょうね)
 
同じく、響きやリズムを楽しむものとして、詩があげられると思います。
小さい子にとって、赤ちゃん絵本=子供の詩 のようなものではないかな、と勝手に解釈しています。
この解釈があっているか否かはわかりませんが、そんなわけで、幼い子には、詩を好んで読んであげるようにしています。
その題材によく選ぶのが工藤直子さんの「のはらうた」。わかりやすくって、オノマトペもよく聞いていて、なじみやすい。私は視覚的にも楽しんでもらえるよう、お人形で語り掛けるようにしています。よくわからなくても、お人形ならよく見て、聞いてくれるでしょ。
 
というわけで
6月27日、さくら学園保育園の1~2歳児のクラスでは、のはらうたⅡよりこやぎようたろうくんの「さんぽのおと」をやりました。すると・・・やっぱり!オノマトペのところで1、2歳なのに、笑ってくれた!響きを楽しむ感覚は同じだな、私の仮説はやっぱり正しいかな、とうれしくなりました。
子どもだからどうなのでもよい、というものではなく、耳からも目からも上質のものを与えてあげたいですね。
詩を読むための小道具となる動物パペットも、1つ1つ丁寧に、自分が一番気に入るお人形を心をこめて作っています。
 
つくんこではやっていませんね。今度、夏のお楽しみ会でやりましょうか?
夏のお楽しみ会は、7月17日、さくら民家園で行う予定です。