当院における美容皮膚科の診察について
診療は 火曜・金曜 午後
木曜 午前
電話での予約制です。
来院の際は洗顔後そのままのお顔でお越しください。
化粧水・日焼け止めをつけられる方は病院で洗顔・クレンジングをしていただきますのでご予約の際にその旨をお伝え下さい。
カウンセリングの目安時間は約３０分で料金は３１００円になります。
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ＳＰＦについて
主にシミの原因となるのはＵＶＢと言われる紫外線です。
これを防ぐ性能を表している数値がＳＰＦ。
以前から繰り返している通り、ＳＰＦが高いからいいというわけではありません。
今やコスメ市場ではＳＰＦの数値争い。
ドラッグストアの棚では、ＳＰＦ50じゃないと日焼け止めではないといった感じです。
よく売り場の店員さんが言う言葉です。
「ＳＰＦ：1で20分日焼け止め効果があります。
ＳＰＦ50はその50倍ですので20分×50＝1000分の性能です」
いや、本気ですか。
1000分って16時間以上ですよ？
じゃあその日焼け止めを朝8時に塗って海水浴に行く。
夜24時まで塗り直し無し？それでは100％日焼けしますわ。
でも実際、店員さんの言葉を信じて本当に塗り直し無しの方がいるのです。
とても罪深いことです・・・
ＳＰＦ10はＳＰＦ1に比べて紫外線に10倍強くなる＝つまり紫外線をカットして1/10にするのです。
だからＵＶＢカット率は90％
同じように計算すると
ＳＰＦ20は20倍強くなるので紫外線を1/20にするからＵＶＢを95％カット
ＳＰＦ30は紫外線を1/30にするから97％カット
ＳＰＦ50は98％カット
まとめると
ＳＰＦ1 ＵＶＢカット0％
ＳＰＦ10 ＵＶＢ90％カット
ＳＰＦ20 ＵＶＢ95％カット
ＳＰＦ30 ＵＶＢ97％カット
ＳＰＦ50 ＵＶＢ98％カット
30と50はたったの1％です。
ここまでくるとＳＰＦ的には高性能すぎるので差はわずかです。
ただＳＰＦ50にして1％上げるためには界面活性剤などの添加物や日焼け止め成分を多量に使わないといけません。それだけお肌には負担です。
またいかなる日焼け止めもＳＰＦに関係なく性能は劣化します。
（光や酸化によってです）
だから数時間経つと効果は無くなっていきます。
ＳＰＦ50を1回塗るよりＳＰＦ20を2回塗り直した方が遙かに効果的です。
大体赤線部がお肌と性能バランスからは最もコスパが良くなります。
残念ながらドラッグストアにはＳＰＦ50じゃない日焼け止めを探す方が難しいぐらいです。
賢明な皆様は、お肌に適した日焼け止めについて是非担当医とご相談下さい。
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紫外線といえばお肌の天敵ですね。
夏は紫外線が強く、冬は弱くなるのは常識かもしれません・・・
でも紫外線が強くなってくるのは何月からか知っていますか？
紫外線の強さは
１月～２月：「弱い」→３月～４月：「中等度」→5～１０月：「強い以上」
→１１月：「中等度」→１２月：「弱い」
つまり弱いのは３ヶ月だけです。
もう３月には要注意の中等度にまで紫外線はアップしてきます。
暑くないのに？
そうなんです！
肌がじりじりと焦げ付く感じを、紫外線による日焼けと勘違いする方が多いのですが・・・
暑いのは赤外線ですので目安になりません。
紫外線はアツクナイヨ？
まだ肌寒い早春から紫外線はとっくに要注意レベルです。
患者さんの中で、変わったことはしていないのに急に顔が赤く腫れた！？とトラブルを訴えるのは実は４月が多いんです。
寒くて気が付かないけど油断してケアを怠り紫外線ダメージをうけてしまうと、些細なことで肌荒れ、紅斑を来たしてしまいます。
そして５月下旬の今はすでに「強い」レベルのＵＶです。
例え「弱い」判定でも日焼け対策0では自殺行為です。
オゾン破壊が叫ばれている昨今、年々降り注ぐ紫外線は増えてきています。
年中対策、3月からは重点対策がとても大事な心構えです。
次回へ続く
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①お肌に光刺激を与えて表皮・真皮に刺激を与える
②ダメージを受けたと勘違いした細胞が新しく治癒使用として細胞増生を始める
③お肌のターンオーバーが促進され新しい皮膚細胞に生まれ変わる、コラーゲンもたくさん作られお肌のハリ、ツヤも出てくる。
いわゆる刺激により若返り（リジュビネーション）治療なのです。
しかし光を当てる時点でお肌にはいくらかの影響（ダメージ）は与えます。
というか逆に全く影響を与えない施術は効果も0な施術ですので無意味です。
当院で行っているフォトフェイシャル（＝ＩＰＬにおけるトップブランド機器）とは
さらに細かな設定によって効果はあるけど、お肌へのダメージは最小限になるように一人一人調節して行っています。
このカスタマイズこそがフォトフェイシャルというブランドなのです。
だから、ほとんどのＩＰＬ治療器はフォトフェイシャルではありません。
よくフォトフェイシャルをしても顔が赤くならない！
黒い痂皮がぽろぽろと剥けない！
だから効かない！という声を耳にしますが・・・
そもそもフォトフェイシャルはお肌へのダメージを最小限にするからです。
副作用が極めて少ない事こそが他の施術には無い、最大の特徴です。
目的は赤くしたり皮膚を焦がすことではなく、お肌自体の若返りなのだからです。
本来のフォトの目的はお肌を丁寧に扱った、心地よい治療でなければなりません。
お顔を鏡で見ると・・・
はっきりとしたシミやシワがある？かもしれません。
それとは反対に、ここにはシミがないわ。と見えるお肌の部分もあるでしょう。
でも一見シミが無いと思っていても、肌診断すれば既に底にはメラニンの沈着が始まっている部分がいかに多いか驚く事でしょう。
隠れシミは既にシミです。適切な対応をせず、肌老化が進むと近い将来肌表面に目立って来ます。
悲しいことにこうなると誰でもシミとわかるのですが・・・
シミが目立つ前に治療する方が100倍楽なのは皆さんご存じのはずです。
ここにこそ、フォトフェイシャルは効いていくのです。
レーザーやＲＦ等々、きらきらした新しい施術が増えてきているためＩＰＬは効かない、下の施術だと思っていませんか？
それは単に使いこなせていないから。
現在の美容皮膚科の流れも強い治療を競うばかりではなく、いかにお肌のダメージを少なくするか？になってきています。
是非メンテナンスプログラムとしてフォトフェイシャルを上手に組み込んで下さい。
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～スペック～
新素材マリンポリフェノールが追加されリニューアル
紫外線が気になる毎日のケアに
シトラスとローズマリーのエキスが内面からサポート。
肌の糖化にも着目し、厳選した１０種類のエキスを配合した美肌サプリメント。
今の自分だけでなく、未来の自分も守りたい。ソルプロホワイトシリーズは紫外線と戦い、透き通る肌を目指すあなたを応援します。
内容量：３０粒（１ヶ月分）
～感想～
飲む日焼け止めです。
直接メーカーさんから聞き取りを実行
飲む日焼け止めを製造販売していましたが評判が良く、コピー商品がこぞって作られたとのこと。
そこでさらに特許剤のマリンポリフェノールを配合、対紫外線成分としてさらに効果の高いこの成分を配合した。
特許で守られているので他のコピー商品は製造できないと言うことです。
まずこぞってコピーが作られると言うことはそれほどこの「飲む日焼け止め」が効果が高いと言うこと。
さらにそこから特許成分を追加してさらに効果的になったということが注目です。
紫外線と話題の糖化を防止する成分が配合されているため日焼けだけでなく総合的なアンチエイジングサプリメントとなっています。
院長も毎日服用しています。
飲む日焼け止めを内服していたら日焼け止めは塗らなくて良いの？と聞かれますが
ちゃんと日焼け止めも塗って下さい。
それぞれ作用機序が違うからです。
塗る日焼け止めは外から効くこと、効果は強いですが数時間で効果は無くなるので本当は２－３時間おきに塗り直しが必要です。
飲む日焼け止めは一日中効くため、塗るタイプとの併用が効果的です。
さらに体の内部から効くため真皮に対する日焼け止めになります。
コラーゲンを守ってシワ、たるみの防止に。この効果も実は重要だと考えています。
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