EVEです。

昨日のブログ の続きになります。

さてさて、
熊本からはるばる我が家に嫁いできた青コカングーですが、
気になるところが結構出て来ましたよ。

まずは、
内装の内張が浮き上がって来てますねぇ

運転席側と、
 


あらら、
助手席側もですか・・・
 


これはコカングーのあるあるのようですね。

前方のスピーカーも
ちょっと浮き上がって来てますねぃ
 


まあ、これらはねぇ
旧いフランス車なので致し方なし。

サンバイザーを下ろしてみると、
まあ、ミラーが付いているのは良いのですが、
照明が付いていませんな。
 


これは不具合ではありませんが、(^^;
プジョー505にも照明があったので期待したのですが、
まあ、元は商用車なのでこれも仕方なしか。

さて、走り出してみると、
走行中にルーフサイドの運転先側の物入れの嚙み合わせが悪いのか、
ガタガタと結構大きな異音が発生しております。
 


確かめてみると、
なるほど、
物入がボディに直接干渉して大きな音を立ててるみたい。

異音って結構きになるんですよね~

まあ、
ここは緩衝材でも入れてみるか。

一番の問題となるであろうは、
このATミッション。
 


言わずと知れた
悪名高いAL4のルノー版、DPOです。

ATミッション開発に遅れていたフランスが、
政府の肝いりでルノー、プジョー、シトロエンとシーメンスに共同開発させた4速ATのミッションなのですが、
 


いかんせんミッション専門企業に比べれば素人同然の集まりなので、
まあ、色々とトラブルは多いわけで・・・

実際に運転して見ると、
やはりギクシャクした動きを見せますねぇ

記録簿を見ても
まだATFは未交換の模様・・・

いきなり交換しても不具合を起こすといけないので
これはちょっと様子見かな。

お次はエンジンルームを見てみましょう。
 


このようにエンジンフードが開くのも
旧ルノー車の証しですねぇ
なんか嬉しいですねー! (^^)v

しかしそんな喜びも束の間、
むむう・・・
なんか結構サビてますね。(汗)
 


特にストラット部など
かなりサビが侵攻している模様・・・

雪国住民の性で床下と足回りの錆には入念なチェックしてたんだけど、
まさかエンジンルームもだったとはねぇ

熊本産のワンオーナーと聞いていたけど、
もしかして前オーナーは海沿いの方?

なんかオルタも危なそうだなぁ・・・ (汗)
 


・・・と、
おや?
ウィンドウウォッシャータンクって
どこにあるんだっけ? (^^;

エンジンルーム内に見当たらず、
まさかリアに?!と荷室も探したけど見当たらず、
結局取説を見てみると、
ああ、ここね。 (^^;
 


こりゃわからんわ。(笑)
 


・・・と見つかって安堵したのも束の間、
むむ?
な、な、なんじゃこりゃー!?
 


エアダクトホースが裂けてます。(汗)

おそらく熊本出発時には裂けてないと思われるので、
陸送時に裂けたのかな?

いちおう応急処置はしますが、
熊本のショップにも連絡したところ、
すぐに対策品を送るということでしたので
まずは一安心。

というわけで、
大体チェックが終わり
次の日にコカングーで職場に初出勤したのですが、
なんとその日は2月も後半だというのに午後から大雪。

夕方帰る頃には
コカングーも雪に覆われていたのでした。

何とか覆っていた雪を下ろし、
コカングーに乗り込もうとしたら・・・

げげっ!
ドアが凍って開きません!! (汗)
 


全てのドアが凍って中に入れない!!

しまったー!
いつもなら凍結防止として
ドアやトランク付近にはシリコンを塗りたくるのですが、
もう2月も下旬だし
コカングーには措置しなくても大丈だろうと油断していたのでした。

無理やり開けようとすると
ドアノブが壊れてしまいます。

まあ、
こんな時のために
常に解氷剤は持ち歩いてはいるのですが、
 


それでもすぐに氷が解けて開くわけではありません。

結局しばらく悪戦苦闘し、
ようやく10分後に開けることができましたよ、ホッ!

しかし、
ここからが本当の戦いでした。

さっそくエンジンを掛けて室内を温め、
フロントガラスの氷を解かそうと思って
空調ダイヤルをデフの最強にしようとしたら、
 


あれ?
空調ダイヤルを動かしても
うんともすんとも
全く反応がありません!!


おいおいマジかよ、
接触不良?!

寒い中色々といじっていたら、
今度は空調ユニットの照明が消えてしまい真っ暗に!!

くそー!

懐中電灯と取説をを取り出して来て
ヒューズもチェックしたけど、
ヒューズは問題なし。

全ての空調ダイヤルが無反応ということは、
どうやら空調ユニットの中のダイヤルギアの欠損というよりは、
ユニットへの電気系統の不良のようですね。

いやー、
これだよコレ!
これぞ旧いフランス車に乗っているという醍醐味ですわ。

最近とんとご無沙汰だったので懐かしいです。(笑)

こういうアナログ的な不良は許せるんですよねぃ (^^)v

ところがこれがシトロエンÇ6やアルピーヌA110の
デジタル的な不良だと許せない! (苦笑)
 


・・・とまあ、
そんな悠長なことを言ってるヒマは無いですね。(汗)

暖気運転ができないので、
フロントガラスの氷をガリガリして取って、
なんとか寒い中を運転して帰宅しましたよ。
 


まあ、
これも一応初期トラブル対応にしてもらえるのかな?

しかしわざわざ熊本まで持っていくわけにもいかず・・・

というわけで、
いちおう熊本のショップに連絡したところ、
初期トラブルということで対抗してもらえることに。 

いやー、
信頼のおけるショップで良かったです。(^o^)

対応としては、
知り合いの整備工場で点検してもらって不良個所を突き止め
その不良パーツと点検修理代を直接熊本のショップに請求することで
調整することにしました。

というわけで、
コカングーは山形に来て早くも入院中であります。(^^;

いやー
さすが旧いフランス車、
当分ネタに困ることは無いようです。(笑)