EVEです。

色々溜まったネタを放出中でありまして
これは緊急事態宣言前のネタでして
現在の話ではありませんのでご了承ください。m(__)m

ということで、
昨日のブログ の続きになります。

さて、
丸ポスト探偵団を中断してまでも
敢行しなければならないミッションAとは何なのか?

先日の日記 にてチラッと触れたのですが、
今私には欲しいクルマがあると述べました。

そのクルマの試乗と商談のための来訪が
ミッションAなのです。

もちろん気に入って
商談も成立すれば
その場で即契約ということも可能性大であります。

もう勘の良い方はお気付きでしょうが、
ミッションAの「A]とは
アルピーヌであります。



アルピーヌとは、
ルノーのスポーツカーブランドであり、
私が欲しいクルマとは、
往年の名車であって
ラリーシーンを圧巻したアルピーヌA110、



その復刻版である
現代に蘇るアルピーヌA110なのです。

ということで、
約束の時間にアルピーヌディーラーへ。



おお!
現代に蘇る伝説のアルピーヌA110!



以前にも述べましたが、
子供の頃の憧れのクルマは、
フェラーリでもなく、
ランボルギーニでもなく、
ポルシェでもなく、
私の場合はアルピーヌだったのです、
A110だったのです。

ただしオリジナルと復刻版には
多少の違いがあり、
オリジンA110がエンジン縦置きのRR駆動で
2x2の4シーターレイアウトを採用していたのに対し、
麩復刻版はほぼリア車軸の上に横置きエンジンが位置するミッドシップレイアウトとなり、
完全な2シータースポーツカーとなっております。



ミッドシップということで、
前後のタイヤも大きさが違い、
フロントは 205/40/18、
リアは 235/40/18 になります。



装着タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4。

完全な2シータースポーツカーということですが、
娘たち2人も自分のクルマを持って巣立ったことだし、
カミさんと2人だけなら
別段不便さも感じないかな・・・と。

それにもう私もそれなりの歳だし、
子供の頃の夢をそろそろ叶えてもいいかな~と
思ったところなのでした。



え?
それならオリジナルのA110を手に入れるべきじゃないかって?

いやー
それはそうなんですが、
オフ会などでオリジナルA110オーナーに聞いてみたところ、



やはり維持が大変であるということと、
普段のアシに使うにはやはり無理があるということ、
更にはこれが一番のネックなのですが、
タマが無いということですね。

まあでも、
復刻版でも十分でしょう。

軽量化を突き詰めたオールアルミボディに
ハンドリングが素晴らしいミッドシップエンジンと、
オリジナルのDNAをしっかりと現代へ受け継いでいます。



ただ、
問題点もあります。

それは維持。

ルノージャポンの戦略なのか、
アルピーヌのブランドイメージを高めるために
圧倒的に日本におけるアルピーヌディーラーと
整備できる指定工場が少ないんですよね。

東北には皆無で、
近くても首都圏まで来なくては整備できません。

もちろん購入も。

というわけで、
山形からこんな遠くまで来たというわけです。



まあしかし、
遠くまで来た甲斐があったというものです。

やっぱりアルピーヌA110は
間近に見ると更にカッコイイ!!



それでは実際に
細部を見て行きましょう。

まずはトランク容量。

2シーターということで
後席に荷物は置けないので
これは重要です。

フロントのトランクはこんな感じ。



なるほど、
やはり小さくて底が浅いですね、
あまり積み込むことはできません。

こちらはリアのトランク。



う~む、
こちらはまあまあの大きさかな?

でもこちらも深くは無いですね。

2人分の旅行バックを詰め込むには
ちょっと厳しいかなぁ・・・

でもまあ、
それも仕方ないです、
リアのトランクの上部には
メガーヌRSと同じ1.8リットル直4ターボが鎮座してますので。



そうなんです!
このリアトランクはこのエンジン熱をモロに受けてしまうので、
中の荷物もかなり熱くなるとのこと。

お弁当やピザなどを入れておけば
電子レンジで温める必要が無くて良いのかな?(^^;

とにかく入れる荷物には注意が必要ですね。

さて、
それではいよいよ乗り込んでみましょう。



このA110はリネージというグレードで、
レザー内装のいわゆるラグジャリー仕様のモデルです。

いやー、
それにしても実際身を屈めないと乗り込めず、
乗り込んでみてもかなり室内は狭いですね。



流石はスポーツカーです・・・って、
単に俺が太ってるだけ?(^^;

それでは
脇にあるスタートボタンをポチっとな。



すると瞬時にメーターレイアウトが目の前に映し出され
背中からはヴォヴォヴォッと、

如何にも高性能車風のエクゾーストサウンドが唸り出しました!



ぬおぉぉ!!
もうこの演出だけで
アドレナリンが大量に放出されます。(^^;

ふと室内を見渡すと、
なるほど、
このセンターモニターに色々な情報が表示されるわけですね。



驚くのは
室内に物入れが無いこと!

助手席ダッシュボードも御覧の通り
エアバッグとカードキー差し込み口だけで
物入れがありません。



ちなみにこのカードキー、
電波法の関係でスマートキーにはならず、
常にここに差し込まなければいけないので、
このようにキーホルダーなどを付けていると
運転中にブラブラして気になります。

それにしても
室内に物入れが無いのは困りますねぇ

・・・と思ったら、
運転席と助手席の間の後方に
こんな物入れがありました。(^^;



まあ、もちろん
あまり入りませんけどね。(^^;



ちなみにこの物入れの下には
ETCもありました。(^^)v



さて、
それでは走らせてみましょうか。

本来このA110の真骨頂を味わうには
峠のワインディングにでも持って行けば最高なのでしょうが、
今日は残念ながら街中のチョイ乗りしかできませんけどね。(^^;

走り出すと、
やはり決して乗り心地が良いとは言えないですねぇ

どうしてもシトロエンC6と比べてしまいますから、
それは仕方ないです。

でもある程度スピードが出ると、
乗り心地も苦痛でなくなります。

サスペンションがしっかり仕事をしている感じですね。

それとトランスミッションの
ゲトラグ製の7速デュアルクラッチですが、
渋滞下でも極めてスムーズなのには驚きました。

それにしても渋滞の街中では、
本当にA110の良さが享受できなくて残念です。

ああ!
ワインディングロードを思いっきり走らせたい!!

信号待ちでは
モニターに映る情報を確認し、
へー!
こんなにも色んな情報も教えてくれるんだと感動。



ということで、
ざっとその辺を一周したのみでしたが、
なるほど、
それでもクルマとの一体感は十分感じられました。

それにしても
ピュアなスポーツカーでありながら、
ポルシェのような真面目さよりも
どことなく自由さと心地よさとオサレさがアピールされ、
なるほどこれがフランスのスポーツカーというか、
これがアルピーヌなんですねぇ!!

ということで、
さっそく見積もりを依頼。



しかしここで衝撃の事実が判明。

まあ、
あまり期待はしていなかったのですが、
シトロエンC6の下取り価格がゼロとな!!(*´Д`)



いやー、
少しは購入の足しにはなると思ったのですが、
う~ん参った!

更には、
A110の購入に家族の大反対があるのも事実。

特にカミさんの反対の最大の理由が、
A110はシートがリクライニングしないので
クルマの中で寝られないとな!!(*´Д`)

そこかいっ!!!

いやいや、
ピュアなA110はリクライニングしなくとも、
このラグジュアリー仕様なリネージのシートは
シートリフターとリクライニング機構が付いていて、
なんとシートヒーターも付いているんですよ~



それでもやはり
シトロエンC6の寝心地がとても気に入っているカミさん、
これは説得に時間がかかりそうだ・・・

更には
後席の寝心地がとても気に入っている娘たちも
シトロエンC6を売ることには反対してるし。



・・・というか、
A110には後席無いし!!(≧∀≦)

それにしても
C6とA110は同じフランス車でも
こんなにも対極にあるクルマなんですねぇ

超重いC6に対して
超軽いA110。

運転がつまらないC6に対し、
運転が超面白いA110。

後席の乗り心地が最高に気持ちイイC6に対し、
後席が無いA110。

ステアリング剛性が弱いC6に対し、
剛性感の塊のようなA110・・・などなど。

こんなにも性格が違うC6とA110、
願わくばTPOに合わせて使い分けるという2台体制が理想なのですが、
さすがに財政的も精神的もそれはキツそう。

ということで、
どなたか私のシトロエンC6、
買ってくれませんかねぇ
それもなるべく高額で。(笑)

というわけで、
アルピーヌA110、
今回は契約しませんでしたが、
購入に向けて色々やらなければならないことが分かりました。

まずは家族の説得(特にカミさん)、
そしてシトロエンC6の高値で売却ですね。

この二つのミッションをクリアして
アルピーヌA110を購入することを
プロジェクトAと名付けましょう。(^^)v



プロジェクトA、
いよいよ始動です。

ということで、
本日のミッションAは無事終了・・・

と言いたかったのですが、
なんと!
なんとその帰りに問題が発生!!

やはり一筋縄ではいかないミッションA、
そしてプロジェクトAであります。

その続きは次回で!


・・・・・・・・・・つづく。