オットが旅先でコロナになりました…
しかも石垣島のバカンスで!
ホテルの部屋で全員がオットの検査の行方を見守る…
状況からして十中八九、陽性。
せっかちなわたしの頭の中では対応策がすでにぐるぐる…
陰性の場合は念のためマスクさせて様子見ながら続行。
陽性の場合は…
同じ部屋で過ごすなんて無理。
隔離。
できれば隔離希望。
でもこのハイシーズンに部屋なんて余ってるだろうか?
てかどうやってもう一部屋とる?
高齢者(おじい)がいるので一緒に行動はダメ絶対。
どうするどうするどうする…
固唾をのんでしばし待つ時間。
結果。
はっきり陽性。
さあて。
困ったぞ。
とりあえず病院。
病院連れて行くわ。
スマホで発熱外来をしている病院を調べ、電話。
「どうされました?」
「あの、旅行者なんですが、コロナの陽性反応が出まして」
「熱はどれくらいですか?」
「いま38.4℃です」
「では発熱外来用の駐車場がありますのでそこでお待ちください」
慣れた様子で受付の人が電話口でいろいろ案内してくれる。
沖縄コロナで医療崩壊って言ってたなあ…
こういう旅行者多いんだろうな…
じーじも沖縄で初コロナした2022
迷惑かけてしまって申し訳ない。。。
沖縄の人ごめん…
オットをレンタカーの後部座席に乗せて、走ったことのない道をナビを頼りに走る。
暑いけれど窓全開。
病院の発熱外来専用駐車場には先客が2台。
やっぱり流行っているのだなあ…
駐車場に着いた旨を電話で伝えると、すぐに受付の人がやって来た。
受付の人はマスクにゴーグル、フェイスシールドと手袋の完全装備。
運転席のわたしを覗いたかと思うと反対側へ。
助手席の後ろに座るオットが保険証を見せ、それを写真で撮るとすぐに戻って行かれた。
しばらくして問診の電話がかかってきた。
「いつからどういう症状ですか?」
昨日の夜は頭が痛かったそうです。
熱は38.4で、全体的な倦怠感です。
喉? のどは少し痛いとのことです。
「検査ご希望ですか?」
いや…検査しても陽性だと思います。
簡易キットで陽性出てますので。
「キットお持ちですか?」
(あんな恐ろしいもん)持って来てないです。
写真ならあります。
「わかりました、のちほど先生からまたお電話します」
待っているとフル装備の看護師さんがやってきて、
陽性が出たキットの写真を見せてほしいと言われた。
スマホの写真を見せると、その写真をスマホで撮って帰って行った。
窓を開けているので暑いけど、
この炎天下の中病院を行ったり来たりするスタッフの人も大変…
待っていると最後に医師から電話がかかってきた。
「コロナですね」
(ソウデスネ…)はい。
「どういう治療をご希望ですか?」
(意味がわからない)え?
「ナントカとナントカとナントカと(薬名)…」
(ああ、対処療法だからか)なるほど。
解熱剤やらのどの痛み止めやらを処方してくれるという。
先生すいません、コロナの治療薬ありませんか?
ゾコーバとか…
「ゾコーバ…あるかなあ。ラゲブリオも…」
(ラゲ…?知らないなあ)
あればゾコーバ希望です。
「高価ですよ…一日程度短くなりますけど」
高齢者いるので少しでもウイルス減らしてもらった方が。
「わかりました。薬局が持っていきますのでそのまま車でお待ちください」
オットはゾコーバ経験済み
待つ間。
高いって、いくらくらいだろうかと考えた。
前回(去年)は無償だったけど…
三割負担で5000円くらいだろうか。
カード…は使えないよね、車から降りれないのに。
となるとキャッシュか。持ち合わせがない。
ネットで調べてみると。
ゾコーバ 約16000円
ラゲブリオ約28000円
パキロビッド約3万円!
NOOOOO!
しかも三割負担でこのお値段!
(元値おいくら万円?!)
ヤバイ!
オットにめっちゃかかるらしいで!と慌てて夫婦でかき集め、
なんとか予想金額を準備。
炎天下のなか薬を持って来てくれた薬剤師さんにスムーズに渡すことができました。
車内でオットは1年ぶりのゾコーバに再会。
相変わらずのでっかい錠剤です。
1日目なので3錠。
前回は最後飲み残したようですが、
「今回はきっちり最後まで飲んでね!!」
高かったんだから!
途中スーパーへ寄って買い込み。
ホテルの部屋へ監禁隔離ですから。
「晩ご飯になにが食べれそう?」
「タコライスとからあげとさんぴん茶とチップス買ってきて…」
・・・イケるな?!
続きます