【中3女子】登校拒否① | 人間万事塞翁が馬~なんくるないさ~

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昭和母と平成生まれ令和女子の攻防日記。
娘のことは大好きですが反抗期に四苦八苦しています。
更年期 VS 思春期!

中高一貫私立中3を深海魚で悠々と泳ぐ娘のり子とせっせと働くアラフォーサクラと癒やしの豆柴りりたん(2)の日々のこと。

下差し昨日は遅刻。

 

昨夜のこと。

 

ムスメが思いつめた表情でスマホに向かっている。

 

スマホが

 

スポッ

スポッ

スポッ

 

と結構な速さで音を出している。

 

おそらくLINE。

 

ムスメも難しい表情で

 

タタタッ

タタッ

タタタタタッ

 

と返信している。

 

 

母はなにも言わず横目で見ながらトラブルのにおいを予感。

 

 

 

やがて。

 

 

極まれり。

 

突然ムスメは空を仰ぎ涙声で、

 

えーん「もう無理…」

 

とつぶやき、自室へ逃げて行った。

 

 

 

がっつりトラブルやがな…チーン

 

 

 

 

小一時間放置。

 

落ち着いた頃を見計らって、彼女の部屋へ。

 

ベッドの上で泣きはらした顔を向けた彼女の横に座り、静かに問いかける。

 

真顔「なにがあったの?」

 

ショボーン「言いたくない」

 

でしょうね。

 

真顔「言ったほうがラクになることもあるよ」

 

苦しくて苦しくてどうにもならなくなった時では手遅れなこともあるからさ。

今のうちにどうにもならなくなる前に少し言っといたほうがいいんじゃない?

ママも心配だから。

 

ショボーン「でも、自分でなんとかするから」

 

いま、ムスメは自分自身で殻を脱ごうとしているのかもしれない。

 

15歳。

 

いろいろ考える時期だ。

 

自分のこと。

周りのこと。

将来のこと。

 

内面も外面も大きく成長するとき。

 

答えは自分のなかにある。

 

自分自身に問いかけるとき。

 

ムスメもそんな時期なのだ。

 

真顔「わかった。じゃあひとつだけ」

 

犯罪に巻き込まれてたりはしない?

 


えー「それはない。大丈夫」

 

 

ならばもうしばらく待とう。

 

母は見守ることにするよ。

 

 

 

 

 

しかし次の朝。

 

 

 

 

続きます。