前回の話
きっかけはいつも些細な事。
「課題やった?」
というなんでもない問いかけに、キレられる。
ムシの居所が悪いようだ。
こりゃあかんわ。
ほっとこう。
と思って放っていると、「ねえねえ」といった感じで話しかけてくる。
わたしはまだ胸に閉まったモヤモヤが収まらない。
そこで、
「なに?」と返す、もしくは返さない(小さい)。
すると、
「なんなん?! なにが気に入らんの?!」
こっちのセリフやわ!
となる。ちっさ
思春期特有のツンデレに振り回されたくない!
わたしは平穏に生きたい!
波風不要!
怒りたくないので怒らせないでください!!
「勝手に怒っとるんやん!!」
は~?!(『うっせえわ』の出だし調で)
どの口が言う!
「ママなんにもしてないやん! なんか悪いことした?!」
「怒っとるやん!」
「最初は怒ってなかったやん! 誰スタートやねん!」
「ハイハイ、じゃあもう全部のりが悪いってことやね!」
「・・・」
「のりなんかもうおらんだらいいって思ってるんやろ!」
「・・・」
あのさあ・・・
誰もそんなこと一言も言ってないやんかあ・・・
なんでそんな風に言うの・・・
なんかもう・・・
もう・・・
めんどくさいなぁ・・・
スン…って電源が落ちた。
続きます。