本日の2話目<これは僕のお話> | kuroto・made

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肩書きの多い創作作家

クリスマスの思い出、教えて! ブログネタ:クリスマスの思い出、教えて! 参加中

ない!!
と答えようと思ったのですが・・・
なんか、面白い記憶がよみがえってまいりましたので
小説にしてしまおうと思います
「男子戦隊美化レンジャー」とはまったく関係ありませんが
どうせなら、僕の思い出よ!より面白くなれ!!
と魔女べファーナ的魔法を(木炭やないかい!)
かけてみる事にしますw

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「男子戦隊美化レンジャー」~思い出したくも無い話~

サンタはお父さんだ
まあ、よく言われることだよな
それに気づくか、気づかないかの小学3年のころ
俺だって一応ピュアな男心で
靴下にほしい物を書いて、枕元に置いておいた

次の日、なんとサンタから英語の手紙で返事が書いてあった
マジで、親父じゃないんじゃないか?
なんてさ、語源すらわからなかった俺は
親父に何語でなんて書いているのか早く知りたいから
読めるだろうと思い「教えてほしいと」言った
しかし

「自分に届いた手紙を親父が読んでどうすんのんな、自分で読みぃ
ちなみに英語によく似てるで?」
だそうで、仕方ないから母さんにも聞いてみた、ら
「・・・・・・・・・・・細かすぎて、よく見えないけど英語じゃないわね」
と苦笑いされた、印刷の細かい文章
まさかとは思うがサンタが同年代の皆に同じものを配ってるんじゃないよな?
ともかく母はあてにならなかった、眼鏡を普段かけていないからわかりずらいが
両親ともそろって0.2以下、犬並みの視力なのである

学校に行って、友人と呼べなくも無い数人に聞いてみたが
さっぱりわからずじまいだった

この後、俺に妹が出来る
お兄ちゃんになって、大分たって、レンジャーになって
ケイシ先輩の家でクリスマスを過ごし
やや不機嫌にレンジャー色の黄色い靴下を持って帰宅すると
妹がなにやら困っている様子
「鬼ぃ、これ文字読める?」
・・・お前今、兄の漢字を鬼にしなかったか?俺そこまで心狭くないぞ
なになに?と、紙を見てみると
そこにはあの、俺が小3だった頃のサンタがよこした
まったく同じ文面が並んでいた

「サンタさん英語圏の外人さんだからなあ、ひょっとすると子供には
読みやすくしてくれてるかも知れないけど、俺では読めないなあ」
なんて、サンタさん一応いますよ的な事をのたまってみた
何のことは無い
親父の部屋へ行って、こう聞いてみた
「なあ、俺が小学3年の時にもサンタさん同じ事書いてたよなあ」
その言葉に
「そうやなあ」といつものように関西弁で返す
「その手紙以降からクリスマスにサンタ来なくなったんだけどさ」
確信に迫りたい、いやこれは確定事項なのだが
「結局最後までちゃんと読めへんかったんか?」
ああ、そりゃもう図星ですともさ
「さっき妹へのサンタの手紙読んだんだけど・・・来年からもう来ませんって」
胸が切なさで半分以上埋まったわけだが
「理由も書いてあったやろ?」
<全国の子供達にプレゼントを配るにはとても大変なので、小学3年生を迎えた君には
これからもっと素敵な事が待っている、だからもうプレゼントは遅れない
皆と分け合う楽しさを知るようになれば君はもっとすばらしい人間になれる
君の成長をいつでも見守り、健やかに育つことを祈っている
by皆のサンタより>
「ああ、書いてあったさ、書いてあったけれども」
声を荒げる、が一瞬のうちに冷静に
「その内容を何でアンタが知ってるのかな?あぁ?サンタさんよお?」
低音ドスのきいた声で親父をにらんだのに
本人気にせずケラケラ笑い出す
「母さん言うとったやろ?英語や無いて、しかもお前もさっき同じ様なこと言うとったやん」
聞き耳立ててやがりましたかこのやろう
「あれはローマ字だよな」
「そうやなぁ」のんきに返事する
「ちなみに現在の幼稚園に行っていない子の
ローマ字を理解できる平均学年は、4年生以上からだ!」
・・・・しばし無言が空気に舞う
「今度からオールひらがなにしよ・・・」
「もう手遅れだアアアアぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

その日、ちゃんとローマ字を片言に訳して
妹には意味を理解してもらった。
残念がってはいたが、これからの将来性を期待され喜んでいた
しかし、いまだに脳裏よぎっている事は
まだ子供作る気でいるのかよ親父達、だった

もし、俺が子供に恵まれた時は
もっと優しいお父さんを目指そうと思った、何気ないクリスマスのこぼれ話

<結局、作者の横暴で女性と子供を作らなかった件に付いてbyアマネ>
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やはりギャグパートになりますよね、「あまね君」はw
でもこれ、実際にあった話なんですよ?
しかも僕の身に実際におこった、家族会話です;;
僕には12才はなれた妹がいるのでようやっとわかったわけですが
本気で「なんだよぉ~」としばらくへそ曲げましたw

ちなみにサンタさんの文章はおぼろげなので
適当に書きましたが
今更「by皆のサンタより」って
書いてて爆笑しましたね。

では次は3話目ですね
がんばれ僕の腕!!



AmebaGGクリスマスパーティー
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