川崎 洋/作  国松 エリカ/絵
それからのおにがしま
(岩崎書店 2004年1月刊)

ももたろうにやっつけられてからの、鬼が島のおはなしです。

島には渡し舟が通い、村の子どもたちがやってきて、

鬼の子どもたちと友だちになった。

サルは子ども(人も鬼も)たちと遊び、キジは鬼の手伝いをしたが、

イヌはももたろうにくっついて離れず、何の芸もできなかった。


月日がながれて、年取ったももたろうと鬼の親分が

川のほとりで昔の話をしたり、

島には橋がかかって、わたりぞめは、村の若者と鬼の娘の結婚式の行列。

もっと年をとってからのももたろうじいさんは・・・・。


「鬼」とは外国人とか、隣の国(地域)の人だったのではというけど、

この絵本は深く読めば、そういうことが書かれているのかも!?

でも、ただ、普通に読んでもおもしろいです。