- 中川 ひろたか, 長谷川 義史
- スモウマン (講談社)
<出版社/著者からの内容紹介>
弱きを助け、悪しきをくじく新ヒーロー誕生!
スモウマンは幕下力士。相撲のほうはまだまだだけど、助けを呼ぶ声が聞こえると「ドスコーイ」のかけ声で一発、大変身して空を飛ぶ。とにかく笑える活劇絵本です。
長谷川義史さんは、私が最近もっとも注目している画家さんです。
元々、イラストレーターだったらしいのですが、
2000年に「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」
(BL出版)で、絵本デビュー。
その後、着実に絵本を発表しています。(どれもスキ!)
(この絵本のあらすじ)
もと力士とかいた覆面をしているレスラーが女の子をいじめているところに駆けつけて、
塩をかけ、つっぱり、うちがけ、うーわーてーなーげー!でやっつけちゃう。
女の子をつれて、どすこ~いと空を飛び、最後は相撲部屋で、ちゃんこ鍋をごちそうする。
「スモウマン」が出たとき、同じ職場に、あるお相撲さんのファンの子がいて、この本を教えてあげたら大喜びでした。
濃い~書き込みがされている各場面に、いろんな小細工もあり、何回も楽しめます。
例をひとつだけ。
スモウマンの所属の部屋の名前は「すしのねた部屋」で、壁にある力士のしこ名も、これにちなんでます!