犬のドライアイを知っていますか





正式名称は「乾性角結膜炎(KCS)」です。
犬の乾性角結膜炎は小型犬や短頭種に多い、涙の量が減少する自己免疫疾患です。涙が減ることで油性の目ヤニが増え、目がしょぼしょぼして開きにくくなり 細菌感染や炎症を起こしやすくなります。乾燥した状態でのまばたきは、目の表面の角膜を傷つけ、角膜炎や結膜炎を起こします。透明な角膜がこすれると白く濁り、血管新生や色素沈着で目が見えにくくなります。角膜に傷(潰瘍)ができることもあります。
目がしょぼしょぼして開きにくい
ネバネバした目ヤニが多い
白目が赤い
眼球の表面がでこぼこしている上記の症状に心当たりがある方は、ぜひ診察にいらしてください。