徳間文庫
シリーズの二冊目作品を読んで、一冊目のこちらも手にしたのですが、普通シリーズものって一冊目の方が色々盛り上がりそうなのに、感想としては二冊目のほうが好みだったなあです
 

どんな穴でも掘りますという主人公=穴屋

それが商売になるの?と思いますが、超名人が作る笛とまったく同じ穴を開けられるかとか、庭と庭を繋ぐ穴をあけられるかといった、設定が面白い

一冊目は無理やり時代劇や時代小説での有名人を各お話に絡ませているせいか、性格設定などにどうも無理があるようであまり楽しめなかったのかも

こちらの作家さんは、ちゃんとしているのもある一方破天荒な設定のものも多いので、そうした作品として読めば気になりませんが、時代設定や時代考証が気になる方にはちょっとおススメしにくいです

設定が出オチ的なものなので、内容はまあ触れにくいので今回はちょっとふわふわな感想ですが、お薦めなら二冊目かな