表紙が多分一番有名なバベルの塔の絵
(バベルの塔の絵は有名なものが複数あります)
運よくこれの実物を見る機会があったのですが、近くでみないと解らない蟻のような人物の、それぞれの動きなど精密な描写が凄かったです、

今回はいつもほど読んでて楽しいと思える箇所が少なかったような…?

いつも安定して面白い中野先生の著作、基本人物に関する者が多いのですが今回は建物ベース
そのせいか、残念ちょっといつもほどの面白さはなく、裏側事情や考察が少ないため、他の本からの資料の寄せ集めっぽいような雰囲気に感じてしまいました。

ただ風景の中に人物がある絵だと、その人物に関しての描写はなるほどと生き生きしてるように感じました

雑学的な知識を求めるなら面白いけど、絵ではあまり面白いものがなく、おススメ?ときかれたら他の本を進めるかな
途中で読み飽きることが滅多にない中野先生の著作なのですが、こちらは章ごと少しずつ読んでました

つまらなくはないけれど、他の本程人におすすめはしないかなあといったところで