講談社新書
初めて読んだ時は、別の出版社で「毒草師」のタイトルしかなく、「QED Another Story」の文字がなかったので、ちょっと混乱
おっかしーな読んだことあるはずなんだけど、記憶にない箇所があるなー何でじゃーと検索してみたらwikipediaで
>幻冬舎から単行本として刊行された『毒草師』を、一部加筆して講談社ノベルスとして刊行した作品。
…とあって、納得しました
それにしてもこのシリーズ、QEDのスピンオフとして売るのなら講談社で統一しても良さそうですが幻冬舎→講談社→朝日新聞出版とそれぞれ出版社が違うからややこしい
QEDシリーズは大好きだったのですが、こちらシリーズは探偵役とワトソン役の結びつきが、ただのお隣さんレベルよりも希薄っぽいので、ちょっと感情移入が初期の頃は難しいかも
一つ目の動物を、3代前の当主が殺したことから呪われてしまう一家となった鬼田山家。
今はネットが普及しているので、一つ目の動物の写真なども見る機会は増えてきていますが、昔だったら即異形の鬼扱いだったろうなと考えさせられます。
それにしての、一つ目に生まれやすい毒素を持つ草が日本にもある(かもしれない)というのには、驚きです。
本八幡から電車で一時間程度と言う距離の場所が舞台ですのに、横溝ばりの因縁物語というのはすごい設定でした。
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