先日手にしたアンソロで、偶然QEDの未読の短編が掲載されてたのでやったー!と思ったら、今回手にしたこちらで再録されてて重複してて…。
ちょっと一勝一敗の気分
(時期があいて読んでたら、普通に嬉しいと思うのですが)

ほとんど読んだことがあるのと、読んだことないのはあまり興味のない論理パズル的なお話のものだったのでちょっと残念だったのですが、最後の書き下ろしが「夫婦のタタルさんと奈々ちゃん」でこれだけで嬉しさ満点に急上昇でした。

論理パズルは論理パズルで向き合うと面白いのですが、小説で読むと解くのを放棄しちゃう
このシリーズ、超短編でパズルのみを楽しみ、さっと読むなら面白いかなあとも思うのですが、何度も出てくる主人公の名前の秘密っぽいものや、無邪気と称した妹の傍若無人ぶりのノリがあまり好きではないのでちょっとパス…

論理パズルをミステリにしてみるという試みそのものは、面白いと思ってます
あとは好みの問題になるのかな…?いやでもこのシリーズ、登場人物が好きでないと、物語以前にちょっと読みにくいかも…