左遷も悪くない1巻　　感想

こちらの漫画の作者さんが好きで最初は手にした本でした



コミックはこれで終了なのですが、原作が別にあって続いてるらしいと知り2巻を読んでみたところ…原作1巻の前半分を、コミックではうまくまとめていたという感じですね
（レーアに惚れてた男に殴られるあたり、コミックでは随分簡略な流れになってたけれど、まったく違和感なかったです）

主人公の、はたからみてたら「お前言わなかったらわかんねーよ」みたいな無骨キャラの心情と、ほわほわの流されてるだけに見えるヒロインの心情が、あらためて読める原作はこれはこれでストーリーを知っていても楽しめました
（コミックの方だと流れで結婚したみたいに読めたけれど、原作だと父のいう事を聞いて育ってて、もともと主人公があこがれの人だったと判明）

妹が乗り込んでくるあたりは「新婚家庭に入り込むな」と思われてしまうような気がするのですが、大家族世帯育ちのヒロインがあっさり受け入れているので、そこもまたツンツンキャラ登場なのにほんわかするというのが良かったです

軽く読み始めたのですが、なんというか…
力を張らずに読めてなんかほんわかする、いい気分転換になるお話でした
あらためて4巻も読みたいです