神の子 辻堂魁 感想

神の子 [ 辻堂魁 ] 価格：699円（税込、送料込）

二見時代小説文庫

花川戸町自身番日記の副題

作者さんのせいではまったくないのですが、二見時代小説文庫は文字と行間が大きすぎて、面白くてもすぐ読み終わってしまうのが残念
この本タイトルだけ見ると重そうですが、表紙絵が春らしい桜とピンクの着物に似合う幼子で、ほんわかとした雰囲気です

内容も基本ほのぼのですが、ポルターガイスト的騒動を起こす子がいたり、お尋ね者の女房だった女性に惚れちゃう気弱男がいたり波乱万丈な短編が色々
シリーズものなのですが、出てくるキャラクターで「お、この人印象的」という人物が次々お話からリタイアしちゃうのが残念
もっともリタイアといっても死んだりするのではなく養子に行ったり、行方不明になったりとそんな感じです
場合によってはながーく持ちそうなネタも、あっさり一話完結させちゃうのはすごい
続きも探してみようと思います


にほんブログ村←読んだよ♪かわりにクリックくださると嬉しいです