
文芸春秋
十時半睡シリーズは好きだけど、それ以外読んだことなかったなと手にした一冊。
短編集かなと思ったのですが短編連作でした。
腕利きの船頭である千吉が主人公。身の回りの道具で投げ銛をこっそり持っているのがタイトルの由来。
近所のわけあり女性が連れている子供に懐かれつつ、あちこち船を率いて回ってる男が主人公で、実は過去弟二人を遭難で助けられなかったというトラウマから、一人で生きる決意をしている。
訳あり女性は実は旗本のお世継ぎを産んでいて、逃げているのでそれを助けたら、周囲は誤解して…というところでお話が終了
ええええ!ここで!終わるの!?という感じでそれまで盛り上がっていただけにびっくり
…続きはあるのかなあ
調べてみたところ残念ながら続編はなかったです、これを書かれた時点で結構ご高齢だったようですので、無理だったのでしょうか


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