マガジンハウス
ちょいアダルトな香りがするタイトルですが、中身は有名人の「妻」の紹介的エッセイ
何が楽しいって人妻＝官能の響きという前説があって、人妻という響きはエロい的な前書きからはじまるのに、中身は文豪奥さんについてのの真面目な史実をピックアップというギャップ。
先生と僕という夏目漱石4コマで、はじめて私は存在を知った大塚楠緒子（くすおこ）という存在も取り上げられていまして、ロマンス詳細納得
歴史上、それほど有名ではないのですが「ああ聞いたことある」だとか、とある文豪について調べていたら関連事件で名前を見かけたという感じの、知る人ぞ知る的な人妻から、女流作家としての有名人まで取り上げられている人は色々ですが、それぞれ皆様の一生が滅茶苦茶だったり、ひたすら忍耐だったりと興味深い
ネタによってはあきそうなものも、作者さんが面白く読めるように紹介してくれるので最後まで一気に読めました。
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