のぼうの城 上 和田竜 感想

小学館文庫
オノ・ナツメさんの表紙絵がインパクトあって気になっていた作品
…思ったより活字大きくて行間広いな 京極張りに詰めたら1冊に収まりそうだ
秀吉天下取りを、心酔してる石田三成目線で書かれているので共感しやすい

そう思っていたら途中で「のぼうの城」のタイトルの「のぼう」という人物が出てきて、あれ?真の主役はこちら??と迷いつつ読み進める
でくのぼう→のぼうが名前の由来とあって、長親という人物は図体がでかく悪気は無いのだが不器用で、何事もできない人物に書かれている
読み手側として、この「のぼう」様が実はすごい天才だったという設定展開に少し期待

そしてそんな中、剛毅かつ美人な姫が、のぼう様に惚れていると来ては歴史物を越えて面白い
そんな中に三成はいろんな作品で美形描写が多いが、それの実証としてみつかった頭蓋骨が西洋人に近い形で骨が女性のように細身だけれど整った体型だったと上手く文章に練りこんであるのも面白い
上巻は、開戦までのお話
のぼう様は天才肌ではなく、劉備タイプな将の器だったというところで下巻へ
感想続きます

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