河出文庫

ワンコイン文庫の中では良質な河出文庫
そして執筆者がよくわからない○○の会という名前だけれど、きちんとした資料を扱っていることが多い歴史の謎を探る会
この二つが合わさった本は、やっぱり当たりでした!

正式名を全部書くと『常識として知っておきたい日本の三大宗教
神道・儒教・日本仏教 ルーツから教えまで、その違いがよくわかる本 』
誇大広告でなく、本当にわかりやすかったです
特に初っ端にまとめてくれたそれぞれの違い一覧
神道=八百万の神が信仰対象で、施設は神社 開祖・経典・競技なし
儒教=天地自然や祖先が崇拝対象・孔子が開祖で聖職者にあたる人物がいないから宗教団体的には存在しにくい・四書五経が経典
日本仏教=釈迦が開祖で諸仏が崇拝対象、仏典が経典で寺院が活動場所

これだけの情報で、すごく解りやすく納得できました
神道って祝詞があるから何となく経典もあるっぽく思ってたけど、祝詞は誓いの言葉みたいなもので経典じゃないとか、儒教ってそういえば宮司さんに当たる人とか僧侶にあたる人聞いたことないとか、特に日頃でなんとなく認識していても、改めてこう説明されて初めて納得

内容的には宗教問題なので面白いとはいい難いのですが、文庫一冊でそれぞれの宗派の違いや「ご先祖様が守ってくださる」はキリスト教ではありえない考え方だというのは、なるほどと勉強になった一冊です
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