古民家再生2024 | 小さな森のまんまる暮らし

小さな森のまんまる暮らし

山の麓の田舎暮らしの中で生命が調和するようなやさしいガーデンを作りたいと手探りの毎日。動物たちとの日常も綴っています。自然からの沢山の学びと気づきの備忘録です。




年末の大事な時に

風邪をひいてしまって

お休み中…


身体回復中に

一年を振り返ってみました



2023年 年末の古民家周辺写真です

この頃は 不安な心8割

自分を奮い立たせて

やっと希望の心2割…

そんな気持ちが本音だったと思います


深く考えず

目の前のことを一生懸命に


そんな毎日でした



本格的に片付けを初めたのは

2024年、年が明けてからです


建物は、母屋と蔵納屋と馬小屋

あとは、雑草で荒れた広い敷地がありました



片付けと行っても、家の中には

手をつけず

竹藪や、ゴミの撤去など

お家の周りからの片付けから

とりかかりました




 

壊した馬小屋も



自分で分別して

キレイに片付けることができました

こういうことは

得意なんだと思いました♪




木々たちも一緒に

新しい土地へとお引越しして





手作りで愛着のある

鶏小屋とヤギ小屋も

運んでいただけることになって


次から次へと起こる奇跡のような出来事に

信じられないような

気持ちで過ごしていました


ここまでの数ヶ月

仕事がお休みの度に草刈りに追われて

広い敷地をきれいに維持する大変さと

夏の暑さがあまりにも厳しくて

弱音を吐きそうにもなりましたが

どうにか乗り越えて


庭が出来上がったら

大変さは軽減されるからと

そう自分に言い聞かせて

ただ一生懸命に作り続けました


 

写真は、古いサイロが残っていた雑草畑



サイロの前に池を作って

池の後ろにノアヤメを咲かせたいという

小さな夢も叶ったことが

とても嬉しくて、大満足の

池づくりでした



秋になって本格的な再生がスタートして

屋根に上がる私に

子供たちもハラハラしたみたいです

ここは母屋の横の屋根が低い場所ですが

それでも高く感じました

 


自分で出来そうだと判断したことは

何でもやり続けて

埃まみれの泥んこだらけですが

なかなか出来ない体験で

良い思い出にもなりました♪


古い瓦とはさよならして

下地が見えるようになるまでが

私の出来ること



近所の方に、たくさんのお手伝いを

していただいて、瓦降ろしも

無事に終わらせることが出来ました



屋根と同時に進んだのは

土間玄関になる増築部分です


大工仕事は、以前小屋を運んでくださった

茨城タイニーハウスさんに



玄関になる場所をつくるために

柱を立てて少しだけ増築して

新たに屋根だけを作ってほしいと

無理なお願いしたのですが

社長さんが叶えてくれました



天井の高さは?と聞いていただいて

薪ストーブを置きたいから

なるべく高い方が嬉しいと

お伝えしましたら



思っていたよりも

ずっとずっと天井が高い玄関になっていて

感動してしまいました

本当に嬉しかったです^^


増築部分と母屋の屋根が繋がってからは

あっという間に板金施工も済んで



雨漏りの心配もなくなって

雨の日が怖くなくなりました



ある日は、畳を上げて処分に行ってきましたが

畳がなくなったら余計に

ボロに見えて…不安(笑



実際、板を剥がしたらもっと不安に

大丈夫かなと思いましたが(笑



古民家の内装は

あっという間に変わっていきました


一日一日と過ごすうちに

驚きの変化で



次の日に見る進み具合に感動する

毎日でした



お節料理を古民家で作りたいと

その時を完成目標に頑張ってきましたが

お楽しみは来年になりそうです


2024年1月から片付け始めて約一年

やっとここまで来ることが出来ました


全ては、お手伝いしてくれた

みなさんのおかげです


とことこの森から植木のお引越しを

してくださった植木屋さん


小屋を運んでいただき

大変な仕事も受けてくださった大工さん


ご自分が一番忙しいというのに

手伝うことがあれば言ってと気にかけてくれた方


木材を大量に届けてくれた方


事あるごとに重機をだしてくれた近所の方


一緒に真っ黒になって作業してくれた方


竹林を一緒に切ってくれた方


優しい声をかけてくれた沢山の方々


あと何行あっても書ききれないくらい

毎日私が作業していると

気にかけて声をかけてくださり

沢山の仲間に助けていただきました


こんなにも優しい

人のあたたかさに触れて

お家に帰って眠りつくときは

胸がいっぱいになる毎日でした


おかげさまで、人との繋がりで

奇跡のような出来事が重なって

ここまで来ることが出来ました


心から

ありがとう



住まいの完成まで、あと少しです





古民家再生のお話でした





おしまい