DIY・池の作り方 | 小さな森のまんまる暮らし

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山の麓の田舎暮らしの中で生命が調和するようなやさしいガーデンを作りたいと手探りの毎日。動物たちとの日常も綴っています。自然からの沢山の学びと気づきの備忘録です。










とことこの森🌲 

DIYで池を作ろう!の
続きです。



私の作る池は、ビニールのシートで作る
簡単な池なので、もし池が必要でなくなった時は
埋め戻すことができるところが良いところかな
と思っています。



ビオトープを作りたいと思われた方の
参考になれば良いなと思い
作り方を残してみますね。
スコップがあれば女性一人で作れます。

材料は、ビニールシートと
シートを留めておく重りのみです。


防水の池用のシートがありますので
それを使うと安心だと思いますが

私の叔母は、うちのシートを真似て
厚手のビニールハウス用のものを重ねて
池を作りましたので
水漏れさえしなければ、代用できるかと思います。




まずは、穴堀り。
希望の大きさの池を掘ります。




次にそのまわりを
段差が出来るように掘ります。


水を入れた時に、一段下がったところで
石で押さえておくと

無機質なシートが見えにくくなって
自然と馴染みやすくなるので、シートで作る池の場合は
この段差をつけて、掘っておくのが一番コツです。

↑自宅の池を作った時、そうしなかったので
植物が隠してくれるようになるまでは
いつもビニールシートが見えてしまって
かなり気になっていました。

池を深めに作る時は、池の中に一段高いところを
作っておくと、睡蓮鉢を沈めておく場所になるので
そんなところもポイントのひとつです。




穴を掘ったらシートを敷いて、ずれないように
石などの重りを乗せます。
レンガは、シートの端を見えないように
折るための仮留めに使いました。


シートを押さえて置く物は、石でもレンガでも良いし
枕木のような重い木なのような物でも
良いかも知れません。好みや雰囲気に合わせれば
自分好みの池が作れると思います。



とことこの森の池の石は、植木屋やっちゃん
にお願いして運んで頂きました。


植木屋やっちゃんは、10年前に
庭に初めて植える木を一緒に選んでくれた
私の木の先生でもある植木屋さんです。
我が家の庭の木は、やっちゃんの山採りの木ばかり。
自然の山にある樹形で、優しい姿の木が多く
個性ある素敵な木に出会える植木屋さんですよ。

おかげさまで、これで土台を完成させることが
できます。やっちゃんありがとう。



重くて持てないので、転がしながら移動して
設置しました。ごろごろ〜🪨
堀り出した溝の部分に土を戻して踏み締めたら



池の土台が出来上がりました。


あとは、植物を植えて
馴染むのを待つだけです。




自宅の池も同じなのですが
水は、ほぼ雨水だけで水換えもしません。
一年に一回くらい落ち葉攫いをするだけですが
キレイな水を保てるようになりました。

水中でメダカがボウフラなどを餌にするので
蚊がわくこともありませんでした。


最初の頃は、藻に悩まされていましたが
貝やエビのおかげかな、藻も消えて水質は
安定して保てるように変わりました。



水の浄化には、いろいろな生き物が関わっていて
中でも微生物が大きく働いているようです。


ビオトープを通じて、生き物や自然と繋がって
生き物の棲む小さな世界を慈しんだり
大切に思ってくださる方が
増えるといいなと思います。


とことこの森には、水色の糸とんぼが来ていたから
きっと遊びにきてくれる筈。



ひとつ、ひとつ

こうしたいなと
思っていた事が叶っていきます。




コツコツですが、止まらず
諦めず、作り続けてみますね。



睡蓮、オールモスト・ブラックと
ドールハウス。
早速植えてみました。

今年は、咲いてくれるかな。
楽しみで仕方ありません。






ビニールシートで作る
簡単池の作り方でした。


おしまいです♪