先先週の日曜日。
中井町の農家さんのお家の孟宗竹林で、筍掘りを体験しました。
その竹林は、お墓のすぐ隣です。
実は・・・ここの農家さんのおじいちゃんが先日亡くなったらしく、
近々お墓に入るのですが・・・
今までは、一人一人お墓を立てていました。
でも、とうとう土地がいっぱいになってしまったようで、大きなお墓を立てるとか。
「少しキレイにしてね!」
とお願いされていて、
「もう食べるだけ食べたので、出ている筍は持って行って良いよ~~~☆」
という事でしたので、そのあたりはギブ&テイク
地主さん → お墓の周りがキレイになる
私たち → おいしい筍をいただく
早速、以前に切られて腐りかけている竹の片づけをしながら足場を整備しつつ・・・筍の捜索開始。
でも、取りやすいところや見やすい所には・・・もうないんですね。
やっとの思いで探しても、もう大きくなりかけていて、ちょっと硬そうな
タケノコならぬタケノ兄さんや姉さんばかり。
とりあえず地下茎で繋がっているはずだからと筍の出ているところ周辺を足で探っていると・・・
見つけました!
黄緑色のモヒカンのような新芽ちゃんがひょっこりと顔を出しています。
『これは良さそうな筍だね~☆』と仲間に言われ嬉し~~
初めてだから、なかなか見つけられないと諦めかけていただけに、気分は上々
でも・・・そこからが大変だった・・・。
地表に出ているところなんて、筍からしたら頭のてっぺん。
人間でいうと、前髪位でしょうか??
その下には、何倍にも膨らんだ本体の部分が土の中に埋まっているわけで、それを掘るのが一苦労。
大きなスコップで周りを掘っておいてから、大きな地下茎はツルハシで叩き割り、クワで土を取り出しながら全体を発掘する感じですね。
いや~~筍堀りって、こんなに大変なんだ~~
改めて、実感しました。
掘ってすぐの筍を刺身でいただいてみました。
う~~ん・・・
根元の方はエグミが少なくて、何だかあまり甘くないリンゴのような感じでした。
穂先の方は・・・少々エグミがキツくて、舌がビリビリする感じ。
どちらも、「大人の味」 といった風味。
もちろん帰宅後も、湯がいてすぐに刺身でいただきました。
筍掘りをした人だけの特権なのかしら・・・美味しかったです。
オマケ・・・お菓子の 「タケノコの○」 のような筍です。
可愛いけど・・・食べられないかな?