ホント、この辺りを歩くのは、コロナ前ぶり。
目的がないと、六本木とか麻布とか行かないですからね。
そう、今回は目的があるんです。
それはこちら〜
あっ、一階じゃないです。
こちらから二階へ
こんな感じで写真を撮っていたら、お店の中からスタッフさんが出てこられて。
。。。恥ずかしい
「今日はよろしくお願いします」と中へ。
お席に案内してくださいました。
ここは、2022年9月5日にオープンしたばかりのフレンチのお店です。
天井の白いむき出し感、オサレな内装、絵画。
写真には写ってないけど、天井にはすんばらしいシャンデリアが!
き、き、きんちょうする
私のお席からは、ガラス越しにキッチンの中が見えます。
。。。ってことは、向こうからも見えてるってこと
この後、お食事中、気になってねぇ。
いやいや、シェフが見てるのは食事の進み具合。
自意識過剰な私です
シェフの榎本さんとは能登島Sans- souci繋がりのご縁です。
この度新しくお店をオープンされるとのことで、夫が "Makuake" というプロジェクト応援サイトで "応援" の購入をしていたのでした。
(詳しい話は聞いたけど、正確に覚えておらず)
そんなわけで今回のお料理は、Makuakeスペシャルコース。
では、始めます
お品書きには、オートンヌ DI
"オートンヌ" とは、フランス語で "秋" 。
ちなみに店名の、"ラミ・デュ・バン" とは、フランス語で "ワインの友" です。(出かける前に調べといた)
50°C 仏 和のコラボ
四種類の素材から作った出汁を、バランス良く合わせたもの。
緊張していたのと、普段聞きなれない言葉で、その四種類を覚えてません
榎本シェフ直々に、テーブルで注いでくださいました。
口元に運ぶだけで良い香り〜
口に含むと、口の中いっぱいにその香りが広がる〜
程よい温度で、緊張もほぐれます。
榎本シェフのお料理をいただくのは、能登島Sans- souciでの回を除けば、二回目。
銀座で一回目にいただいた、コンソメドゥーブルは衝撃的でした。
お料理の説明やサービスしてくださるのは、先ほどのスタッフさん。
食事後にいただいた名刺には、"manager" と書かれてました。
話し方も声も優しくて、お料理の説明はわかりやすく、榎本シェフをとても信頼されているのがよくわかりました。
そして、なんと!
今夜は貸し切り状態!
リラックスしてお食事できる〜
最初のシャンパンはお店からのサービス
素敵なグラス〜
口元に寄せるイイ匂い〜
さっぱりとした飲みやすいお味です。
奥の水色のグラスはお水用で、ミネラルウォーターを都度注いでくださいます。
お店のお水って、ひと口目は警戒するんです。
お料理が美味しくても、水やグラスがニオッテしまってるお店に出会うことしばしば。
こちらは、全く♪心配ないサー!で安心
テーブルには、さりげないメッセージカード
こちらこそありがとうございます。
フィンガーアペリティフ
〜小魚のフリット〜
二人分一緒盛り(二尾ずつ)
メヒカリをセモリナ粉で揚げてあります。
シャンパンに合う
青いのは、セロリの葉。
セロリの葉にこんな使い方があったなんて!
この変わったフォークの名前は、ヒメフォーク
「手掴みでも」と言われたけどで、熱々で
メヒカリの身はふわふわで甘〜い!
セロリの葉で爽やかなアクセント。
BGMは、クラシックのピアノや、オーケストラ
ピアノが好きなので嬉しい
お料理のお供のワインは、お任せでペアリングでお願いしました。
すっきりとした白ワイン
ラベルで検索〜
アミューズ ブッシュ
〜バテ ドゥ カンパーニュ〜
〜リエット〜
〜オリーブリュック〜
すごい器!
手前の豚のパテの下はレーズンと胡桃のカンパーニュ。
脂のまったりした中に、なんだろう軽やかな味わいが。
重たいのに軽い。不思議〜
四角いのは豚のゼリー寄せ。
私が避けてきたタイプです。
すっきりとした白ワインにとてもよく合いました。
一番奥にあるのは、オリーブのマリネ。
南フランス産のリュックみたいな三日月型をしています。
普段食べるオリーブと全然違う
この三つの中で一番好きだな
次も白ワイン
さっきの白ワインより甘め、でも酸味もある
またで検索したら、外国語しかヒットせず。
Les Churelles de Juchepie Chenin Noble
"ドメーヌ ド ジュセピ シュナン ブラン" だと思います。
シュナンブランは酸味のある葡萄の品種で、甘いデザートワインにも使われるようです。
三浦野菜 ジュレ 鮮魚 ノワゼット
茄子やズッキーニ、コンソメのジュレ、鯛のマリネ
食用の花、そしてキャビア
濃厚なコンソメのジュレの美味しいこと〜
アクセントのケッパーの酸味が爽やかです。
ノワゼットとは、フランス語でヘーゼルナッツ。
たしか、そのオイルも入ってたんだと思います。
キャビアの塩味を足すと、濃い味わいになり、ワインが進みます〜危険
穴子 タルトレット シャンピニオン
一番下に春巻きの皮のようなパリパリ。
その上に、穴子のフリット・香草・生のマッシュルーム。
お皿には、バルサミコ・オリーブオイル・塩。
生のマッシュルームも大好き
私も甘めな白ワインを。
穴子のフリットに合う〜
バルサミコ、塩、いろんなお味でいただいて、楽しい
フォアグラソテー セップ
お皿がテーブルに運ばれて来ただけでイイ匂い〜
お皿に触れたら熱ッ
熱々のお皿にすることで、香りが上がって来るのだそう。
こちらは、Makuakeの私たち用のスペシャルメニューで、普段は無いメニューなのだそう。
安心してください、リクエストすれば用意してくださいます。
添えてある木の子はセップ茸、高級食材なんだって〜
ソースは、説明いただいたけど、難しくて覚えられませんでした
フォアグラは、周りカリッ、中身とろっ
ソースに絡めて〜見た目よりあっさり。
夫は残ってしまったソースがもったいなくて、スプーンをリクエスト。
そのソースでワイン飲んでる〜
夫には、赤ワインを
検索〜
フィリップ・ロシニョール・ブルゴーニュ・…
…のところに、葡萄の品種が続くんだけど、この写真からは読み取れません
香りが華やかで、思ったより軽めな味わい、飲みやすい赤です。
ポタージュにも合う〜
パンのバター
可愛らしいお皿
パン三種
フランスパン生地のプチパン
ドライフルーツ入り
カンパーニュ

榎本シェフのお手製ではないのは、このパンだけだそう。
パンを早く出すと食べ過ぎて最後まで食べられないかもしれないとのことで、遅めにしているとも。
夫は、全然大丈夫って、三種類共お代わり!
どんどん成長する夫のお腹。。。
パンと同じタイミングで、
ポロ葱 ジャガイモ スープ
大好きなタイプ
是非、榎本シェフの温かいポタージュも食べてみくて「冷製じゃなくなるのは何月ごろ?」とお聞きしました。
メニューが変わるタイミングは、二ヶ月毎で、11月には冬のメニューになるかもと。
実は夫は今回、榎本シェフのジビエを楽しみにしていたのでした。
まだ熟成中で、あと少しで食べごろになるジビエもあるとのこと。
今度はジビエを食べに来ます!
(私、食べられるかしら…)
なんと芸術的な盛り付け!
ガランティーヌとは、
主に鶏肉や魚肉等の骨を除いて詰め物をしたものを低温で茹でてアスピックで覆い、冷たくして提供するフランス料理である。(Wikiより)
すっぽんのお肉と、ゼラチンもすっぽん 豚肉やレバー、豚の血も入ってると聞いて心配
だって、私の苦手なの勢揃いなんだもん。
茄子で巻いてあります
お皿には、パセリのソース、黄色いのはカレー風味のオイル。
人生初のすっぽん。
はっきり言って、今まで避けて来た。
お品書きを見た時、どんな形で来るかとドキドキ
まったりしてるけど、バジルの香りやカレーの風味でしつこくなく食べられます。
食べた後のいちじくも、すごく合う
いちじくだけで食べるより何倍も美味しくなります。
キッチンの向こうに立てかけてあるのがすっぽんの甲羅
managerさんが、奥から違う甲羅を持って来てくださって、
今日食べてるのは、こっちの子ですって!
こっちの子って!
次はお品書きには、"能登島からの便り" と書いてあるけど、じゃなくて伊東の金目鯛
能登島は、台風15号の影響で漁を取り止めてるのだそう。
綺麗だね〜
皮がパリッ、身がふっくら。
ズッキーニとパプリカの彩り。
オマール海老の "なんとか" ソース。
今調べたらアメリケーヌソースらしいです。
すごく美味しくて、パンで拭って綺麗にいただきました。
次のお肉料理に向けて。
ラギオールのナイフは、前に銀座のお店に行った時に見せていただきました。
まさかまたお目にかかれるなんて!
石垣牛フィレ肉
石垣牛って初めて。
あまり流通していないとか。
赤ワインソース、深みがあるけど重たくなく…
言葉の引き出しがないから困るよね。
まあ、とにかくお肉の味を引き立てる美味しいソースです。
手前にはにんじんのピューレ。すご〜く甘い
にんじんの自然の甘さだけで、お砂糖入ってないんだって!
付け合わせのジャガイモのガレットはカリッカリッ
フランス料理に青梗菜って面白いね〜
特有のえぐみは全くない。
お腹いっぱいなのに、ペロリと食べちゃいました
替えのおしぼりを出してくださいました。
熱々〜気持ちいい〜 ありがたい。
牛乳 トウモロコシ 泡
デザートの前デザートだとか。。。
Googleさんで調べたら、
フレンチのデザートはまず、「アヴァンデセール」から始まります。 「アヴァン」は「アヴァンギャルド」や「アヴァンアミューズ」と同じ「~の前」という意味です。 「デセール」は「デザート」なので、「(メインの)デザートの前の一皿」ということになります。
デザートがふたつもあるなんて幸せ
牛乳のシャーベット、ナタデココ
黄色い泡はとうもろこし。
さっぱりしてて、たくさん食べた後に合う。
最後はお椀のように飲み干してしまいました
二人きりだからね。自由〜
パプリカ 黄色 メレンゲ 竹炭
芸術的な盛り付け
下にクレームブリュレ
黄色いパプリカのコンポート
食用の竹炭とメレンゲで焼いたもの
ソースはフランボワーズ
デザートにパプリカって!初めて。
竹炭メレンゲは、口の中でシュワ〜となくなっちゃう
夫は大好きなクレームブリュレにご満悦
フランボワーズソースとミントの葉と一緒に食べて楽しい美味しい
フレンチではお飲み物は、デザートの後に出ます。
コーヒー・紅茶・ハーブティー二種の中から、二人ともハーブティーを選びました。
私はジャーマンカモミール
夫はレモンバーム・レモングラス・スペアミント
夫は爽やか系で酔いを覚ましたいのだそう。
結構飲んだからね〜
私はリラックス系で、寝ちゃうかも
カップも素敵
小菓子
二人分一緒盛り
マカロン、下にはマロンクリーム・マドレーヌ
アーモンドのチュイール
そして、チュイールの下にはグランマニエのトリュフ
能登島Sans- souciではいつも、お腹いっぱいで酔いも回ってて、翌朝しなしな状態になってるのをいただくのよね(しなしなも好き)
今日はパリパリで
大好きな栗のクリーム、グランマニエのトリュフ。
ごちそうさまでした
美味しかった〜
気づけば三時間経とうとしている
二人きりで好きなだけ騒いでゆっくりさせていただきました。
ありがとうございました。
最後に記念撮影をお願いして
榎本シェフは笑顔で応じてくださいました。
ありがとうございます
managerさんとも撮りたかったなぁ〜
通路側のレストランルームも見させていただいて
榎本シェフと夫
ごちそうさまでした〜
また来ま〜す!
シェフとmanagerさんが、雨の中、外までお見送りしてくださって感謝です。
酔って歩くのは超久しぶり。
頑張って歩く、立ち止まる、また歩く、の、繰り返し
21:51 交差点で東京タワー見えた
こんな時間なのに、地下鉄はいっぱいで座れない
マジ、マジ、マ〜ジっ!辛かった〜
次回はホテルをとっておくことを決心したのでした
おしまい