18:00 お夕食の時間となりました。
一階のレストランへ向かいます。
よろしくお願いしま〜す

とレストランに入ると、シェフと奥さんが
『いらっしゃいませ〜』
奥さんが私の浴衣姿を見て、すぐに褒めてくださいました。
大人になったら、面と向かって褒められることって、なかなかないです。
普段なら「浴衣姿にふれないわけないじゃん
」って、ハスに見る私だけど。

Sans- souciでは、不思議と子供のように素直な気持ちになれるのです。
テーブル上のランプシェードの中には、夫が持参した空間除菌剤を入れさせていただいています。
早速、夕日を撮りに外へ。

18:04
今夜は綺麗な夕日が期待できそう

テーブルの上には、お任せペアリングのお酒たち。
奥さんはソムリエ。
シェフの作るお料理との相性と、私たちそれぞれの好みを合わせて考えてくださってます。
試飲シートも用意してあります。
おしぼりも、冷た〜く冷やしてありました

まずは夏用の軽いビールを

オサレ〜

おつかれさまでした〜



来れて良かったね。
一緒に写っているのは、七尾産の城下豆(じょうかまめ)。
ビールに枝豆!夏だね〜
とても軽いビールなので、夫は一気飲み 

勢いづいてとばさないように気をつけねば。
前菜
(左上から)
飛魚の南蛮漬け…飛び魚は今が旬、玉ねぎは自家製。酢が立ちすぎていない優しいお味。
今年初採りたて島の石もずくとベット(コハダのお兄ちゃん) …もずくの歯触りシャキシャキ!
自家栽培の金時草と地元の蛸…金時草の歯触り大好き

オクラ・自家栽培スナップえんどう・山芋ゆかり和え
ほうれん草のごまあえとサザエ…一番最初に箸をつけたのは、大好きな胡麻和え

(お皿の上の三つの器)
自家製塩辛・鱒子…下には大根おろし
採りたて島のカタハ昆布漬け ミズ
山芋のゆかり和えの横にも、シトラスのお花が飾ってありますね

あとメモに、たえこさんの茄子で揚げなすと書いてあって「たえこさんの茄子美味しいね〜」って話した記憶もあるのに、写真がない

なお、たえこさんとは、能登島で美味しい野菜や果物を育ててる農園の方のお名前です。
オクラには、テーブル上で奥さんがシャカシャカ削りたての鰹節を乗せてくださいます。
お次もビールを

夫は、九州クラフト 日向夏生ビール
開けたてで、泡多め

もちろん、足していただきました!
日向夏ビールは、前回もいただきましたね。
爽やか柑橘系で、夫好みのお味。
私は、 プレミアムリッチエール
ガツンとした苦めなビール。こちらは私好み

塩辛にも合う!
向付
能登島産
器に入ってるサザエから時計回りで、
サザエ・赤烏賊・梅雨鯵・天然真鯛の湯引き・スズキ
このスズキの美味しいこと

夏のスズキってニオイがあるから用心するんだけど、シェフのは全く

生姜の横のは、からし菜の新芽
左のひょろっと長いのは、パセリ
ラディッシュも、お皿の上の野菜たちは全て自家栽培です。
レモン塩・つるも塩・お醤油
お醤油も、甘めのと二種類ありました。
いろんなお味で、どんどん食べちゃう

サザエの壺焼き

私の大好きなの来たーーー

下のくるりんまで上手に取れるかな?
そぉっと、そぉっと…切れちゃった、ショック

夫は日本酒に突入!
福満屋 加賀鳶 純米大吟醸 石川県オリジナル品種
百万石乃白
さまざまな酒蔵で、この酒米を使ったお酒を使ってます。
以前、どこかの酒蔵の百万石の白をいただいたことがあります。(どこだったか忘れちゃったけど
)

甘めのいい匂い

加賀鳶ならではのスッキリさもあって、飲みやすいお酒です。
夕日が綺麗になってきました
18:50
シェフ前寿司
鰀目漁港産鮮魚の寿司
左から
スズキのハラミ・鯵・鯛のハラミ・赤烏賊・甘海老
美しい〜

そして、このタイミングで炭水化物!

夏にこんなに美味しい生のお魚が食べられるなんて!
ハラミは、とろけるような美味しさ。
嫌な脂は全く感じられません。
海老も烏賊も、あま〜い

私も日本酒に突入!
八海酒造 八海山 2020 大吟醸
シェフ前寿司追加〜

ウマズラハギの肝のせ
レモンが絞ってあるので、お好みでお醤油を付けてと。
カワハギの肝は経験あるけど、ウマズラハギの肝は初めてだそうです (by 夫)
私には、カワハギとウマズラハギの違いがわかりません

どっちだって美味しいからいいのだ!
ギリギリセーフ!
夫の飲むペースが早い

和馬酒造 能登純米
煮もの
焼きもの
鰀目漁港産鰆の味噌漬け
日本酒〜って感じのお酒です。
私もどちらかと言うと好きな方だな。
私の好き度でいうと、八海山 > 能登純米 > 百万石の白、かな。
自家製の新たまと新じゃがと能登牛の肉じゃが
メモには『九谷焼』の文字。
でも、この大皿は違うよね?
お取り皿がそうだったのかなぁ。。。覚えてない

熱々の超デカイお皿に、二人分一緒盛り。
少なく見えるかもしれませんが、たっぷりあります。
こごみも入ってる〜春のこごみを保存してたんですね。
じゃがいもは、キタアカリ。
さらりとした煮方だけど、しみしみです。
夫は肉じゃがに合わせて、ビールをお代わりしてました

ここにもこごみ!嬉しいなぁ

程よい味噌味の、ふっくらしっとり焼き魚。
日本酒に合わないわけがない!
夕日が落ちた後も、美しいのよね〜
19:23
なになに? 可愛い〜

19:23

こんなオサレにしていただいて

外は、どんどん暮れていきます。
テンション上がりまくりの酔っ払いのアラカン夫婦。
夕日を見に、いったい何回外に出たことでしょう

立ったり座ったり。
一日一組だからこそ出来ること

外から、夕日に染まるレストランの窓を撮る。
19:29 かぼちゃ大好き

日本のかぼちゃなのに、かぼちゃの味が濃いです。
熱々揚げたてを、はふはふ食べられる幸せを、かぼちゃと共に噛みしめる

茄子をプラス。茄子好きの夫は大喜び

シタビラメ来ました〜レモン塩で。
シタビラメの天ぷらって初めてだと思います。
ふわふわで美味しいの〜

揚げ物に合わせて
お口なおし トマトジュースとバジルのフィズ
上の葉はバジル、使ってるジンはコマサジン。
自然な甘み、程よい塩味、そしてバジルの風味

隠し味で黒胡椒が入ってるのだそうです。
宿の奥さんは、カクテルの勉強中とのこと。
レシピ本を見せてくださいました。
わぁ〜付箋がいっぱい

お食事。。。って、さっきお寿司食べたよね?

香の物
しば漬けのきゅうりと茄子はたえこさんのです。
奥のきゅうりだけの漬物は、自家栽培だそうです。
ひもかわうどん
夫の方が多かったと思います

薬味もたくさん!ツユも美味しい!
お腹いっぱいだけど、冷たくてつるつる食感で、食べられちゃう。
ほんとによく食うねぇ。アラカン夫婦

ちなみに、まだ浴衣着てます。帯しめてます!!
沖縄マンゴー・スモモ・甘夏
これ、一人分ですから〜っていうか盛り合わせすぎ

ブルーベリーが酸っぱくて、目が覚める!
マンゴーはスイカみたいにかぶりいて食べちゃいました

食べ切れなくて残した分は、二階の冷蔵庫に入れて明日いただくことにしました。
最後に温かい飲み物、嬉しい

茶托の緑色も美しいねぇ。
あ〜幸せな時間が終わっちゃった。
お腹いっぱい
楽しかった


ごちそうさまでした



あとは寝るだけ〜



初夏の能登旅*4 に続く
