（2012年11月16日読了）大学を出ても就職せず、ミニシアターでバイトしながら仲間と映画作りを
している水絵は三人姉妹の末っ子。
長女の亜矢はある日子連れで実家に戻って離婚騒動に、次女の真矢は
不倫を脱し、奇病にもまけず転職に成功。
水絵は映画合宿がつぶれて、好きな彼とはうまくいかず、夜中のドライブを
楽しんだけど、今度は家族の危機が！
三姉妹のゆるやかな毎日を瑞々しく描き心温まる長編小説。
（「BOOK」データベースより）
＜ 目次 ＞
三人姉妹 ／ ジ・エンド ／ 恋の奇跡 ／ 調和の幻想 ／ セカンド・チャンス ／ ゴーストシネマ
／ 天国は待ってくれる
亜矢、真矢、二人の姉と年の離れた妹水絵が主人公。
この三人も、他の登場人物達のキャラが強い。。。 ちょっと大島さんらしからぬ雰囲気を感じました。
一ページに書かれている文字の量も多めのようだし、 読後には、「読んだぞ！」 という気持ちになったし。
（いつもはページの余白が多く、さら～っと読む感じ）
内容が濃かったのかな？ でも、結構ありがちな日常なんだよね～
たとえば、亜矢が離婚騒動を起こすとか、真矢は容姿端麗なのに彼氏がいないとか、水絵はフリーターで
ぶらぶらしてて年下の彼に気持ちを振り回されるとか。
なんとなく読み続け、読み終わったら、少し笑顔で 「ふ～っ」 って、ちょっぴり満足感でした。
こういう長編もイイかもね。
