(2012年10月29日読了)(「BOOK」データベースより)
有名映画監督となった柚木真喜子。
自由奔放な彼女に人生を左右される6人の女性たちの心の揺れを描いた
連作小説。
(「楽天ブックス」より)
映画監督・柚木真喜子が海外の映画祭で賞に輝く。
彼女について、一緒に脚本を書いていた志保、交際相手を奪ったさつき、
妹の七恵、幼なじみ亜紀美、事務所の社長・登志子、映画で主演した十和の
6人が真喜子を語る。
書架から本を選ぶとき、まず目次を見て、短編集のような目次だったら、最初の話と最後の話をチラ見して、
同じ登場人物が居るか居ないかで判断します。
これはそれをせずに借りたので、てっきり、普通の短編集だと思ってましたが、連作短編集だったんですね。
嬉しいです。 連作短編集って好きなんですよ。
< 目次 >
転がる石 / トウベエ / チューリップ・ガーデン / 光 / 伸びやかな芽 / 流れる風 /リフレクション
すべて、40歳代初旬の映画監督・柚木真喜子が、海外の賞を受賞した軒に絡めて書いてあります。
柚木本人が物語の主人公にはなっていない。
みんながみんな好意的に思っているわけでもない… 前に誰かの作品で同じようなの読んだことがあるような…
読後、気持ちが良くなるような話ではなかったけど、読みやすかったですね。
