(2012年3月5日読了)【内容情報】(「BOOK」データベースより)
父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。
父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。
そして、その悲しい出来事のあとも…。
泣きたくなるのはなぜだろう?優しすぎるストーリー。
父さんが自殺を失敗した時も、母さんが家を出た時も、朝は普通にやってきた。
そして、その悲しい出来事の後も…。
今、最注目の作家が放つ、とっても切なくて、ちょっとおかしくて、あったまる
長編小説。
続けての瀬尾作品。 こちらの本は、以前から気になっていたんです。
タイトルから想像して、とても幸せで (そのまんま!) 穏やかな内容と思っていたら、違っていて、
懸命に幸せになろうとしている家族の話しでした。
終盤に、主人公の彼が死んでしまう展開は、少々出来過ぎ感もありました。← 出来過ぎ感は、前の作品でも
感じていますね。 瀬尾さんの作風かな?
「全てが気持ち悪いくらいにうまくいっている」
私自身の昨年の状況と、(読んでいた頃の) 現在の状況とをダブらせてしまいました。
私も主人公の少女のように、前を向いて行かなければ。
