イメージ 1(2012年2月29日読了)
 
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
今はまだ人生のリハーサルだ。本番じゃない。
そう思うことで、私は「今」のみじめさに耐えていた。
これはほんの下書きなんだ。いつか本番が始まる。
そうしたら物凄い鮮やかな色を塗ってやる。塗って塗って塗りまくる。
でも、本番っていつ始まるんだ?43歳・歌人の真剣エッセイ。
 
 
 
 
 
初・穂村弘作品です。 穂村さんの作品では、本当はちがう作品をチェックしていたのですが、
図書館の書架で見かけて、このタイトルに惹かれて借りた本です。
 
(私の状況が大変だった時だったので) こんな時は軽めなエッセイもいいかなと思いました。
男の作家さんのエッセイって、道尾さんと伊坂さんくらいしか読んだことないかも。
 
【目次】(「BOOK」データベースより)
エスプレッソ/現実圧/愛の暴走族/あだ名/あたまたち/つるつるの絶壁/優先順位/
世界の二重利用/ 素敵側へ/リセットマン〔ほか〕
 
穂村さんは同年代なので、共感できることが多かったですね。
あと、性格的に、物事をまっすぐに見ることが出来ない、天の邪鬼な素直じゃない所や、変なプライドや
拘りがあるのも、自分と似ているように思いました。
 
穂村さんは独身で、国語の先生で、ご両親との三人暮らしです。 札幌生まれらしいです。 
選んでいる訳じゃないけど、私は比較的北海道出身の作家さんの作品を好んで読んでいますね。
歌人であるらしいので、その手の本も読んでみたいと思いました。